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種を植え紡ぎ、人生に心地よい刺激を咲かせること【 #FUJIFILM生誕祭 】

2020年1月19日に開催した #FUJIFILM生誕祭 の裏側の話と、イベントを作る上で意識していることなど、言語化してみました。

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世の中にはたくさんの楽しいイベントがあって、特にここ東京では、毎日それそれは数えきれない程イベントが生まれ、開催されていく。もちろん目的は様々で、新しい書籍の宣伝だったり、ビジネスのセミナーだったり。場所の宣伝だったり、同じ趣味を持つ仲間と繋がるための交流会だったりする。
じゃあそれで言うと、はて今回のイベントの立ち位置や目的はなんだろう?と考えた時、わたしの頭の中に浮かんだのがこのnoteのタイトルだった。 


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#FUJIFILM生誕祭は 、その名の通り「FUJIFILMの生誕日をみんなでお祝しよう」というイベント。参加方法はハッシュタグを付けて、タイムラインに載せるだけ。東京ではそれにあわせてフォトウォークを企画したりと、第1回目はTwitterを中心に約2000を超える投稿、今年も全国から沢山の投稿が寄せられ、フォトウォーク参加の倍率は去年に比べ5倍と、大盛り上がりで幕を閉ました!

はじまりは自分勝手に振りまくただありったけの愛だった

わたしが某会社からFUJIFILMユーザーに変わったのは1年半前。いろんな媒体で話をしているのだけれど、まさにFUJIFILMのカメラと恋に落ちた。

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まるで10代の恋のように、世界が鮮やかに色付き「ああもうこの人以外考えられない!」と、胸をしめつけられてしまうあの感覚を、まさかカメラに持つなんて。ニュートンの林檎のように、引力に引きつけられ急降下真っ逆さまに魅了された。

だから最初、共催の平岡さんと「FUJIFILM好きを集めてフォトウォークして、お誕生日を祝おう!」と企画した時(お誕生日だと気づいてくれたのは、あすかさん)、まさかこんなに沢山の人が集まるとは思っていなかったし、主役のFUJIFILMさんから「社内で話題になってました」と連絡を受けた時は、みんなファンレターを届けられたような気持ちで、嬉しくて小躍りしてた。


ベースはなるべくトレースしやすい「シンプル」なものに。だけどひとさじのスパイスを。

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2020年1月19日。今年は去年の騒ぎをみていてくれた人たちや、参加してくれた仲間が再び60名近くフォトウォークに応募してくれた。主宰ふたりも全員連れて行きたい思いを胸に、抽選させてもらい、約20名でこの日は集まりました。(来年は全員一緒にいきたい)



第二回目を開催する上で意識したことは3つ。
それは

1:  なるべくトレースしやすい内容を維持すること
2:  確実に前回よりも「ほんのすこし」レベルアップしていること
3:  はじめましての距離を縮める工夫をすること

でした。



1:  なるべくトレースしやすい内容にすること

まず意識したのが、どの県・国であっても「トレースがしやすい」イベントにすること。”FUJIFILM好きが集まってハッシュタグを使って発信する”のシンプルルールはそのまま変えず、複数でも、ひとりでも開催しやすい形にしました。また、このお祭りは独り占めしたいわけではなく、なるべく広げてやりたかったので「やってみたい」と思った時の連絡のしやすさを工夫しました。それは、主催側の私たちが、同時開催してくださる方を公で(だけどやんわりと)募集すること、募集や反応があった際、真っ先にウェルカムで迎えること。

今回は大阪と新潟も同時にフォトウォークをしますと連絡をくださり、主催の輪がまた少し広がって嬉しかったなあ。個人的には、おふたりをFUJIFILMの担当者さんとお繋ぎできた事も大きい。来年は5県、そしてゆくゆくは47都道府県に主催者がいる状態を目指したい。


2:  確実に前回よりも「ほんのすこし」レベルアップしていること

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FUJIFILM imaging plaza前。
ここではその日の返却なら機材やレンズが無料でレンタル可能

二つ目は、去年よりもなにか少しだけレベルアップしていること。同じイベントを繰り返すでも良いのだけれど、それだとちょっと飽きてくる。(飽き性でごめんなさい)そこで今回はFUJIFILMさんのfujifilm imaging plazaにて、機材をレンタルすることに。このイベントを通じて知ったのだけど、この場所はその日のうちのレンタルならなんとレンズや機材が無料。街を歩きながら試し撮りもできてしまうという神サービス。わたしは1日1500円でレンタルできるGFXを片手に大はしゃぎしてました。

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さらに今年は「お祝い」ということで去年なかったドレスコードを指定。並ぶだけで楽しくてにこにこになる魔法のitem(だと思ってます)

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どうしても今年は「みんなで歩く意味」が欲しかったから、揃えることができて嬉しかった。白×黒のスタイルで写真を撮るだけで「なんかたのしい」って、初めましてのアイスブレイクにはもってこいだと思っています。揃えるのは大変だけれど、本当におすすめ。
後悔していることは、新潟と大阪の主催者さんに連絡するのを忘れてしまったこと...!来年は一緒にやりたいなあ。 


3:  はじめましての距離を縮める工夫をすること

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三つ目は、はじめましての距離を縮めること。「じゃあ行きましょうか」でスタートしてしまうと、やっぱりお互い緊張してしまう。スタート前にはきちんと自己紹介をしたり、わたしのチームは8名だったので、4:4に分かれて話しやすい人数でのグループフォトウォークをしてみました。

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フォトウォークは、もちろん「写真を撮る」も大事だと思いつつ、もっと大事なのは「この日一緒に歩いた人たちともう一度歩きたい、参加者同士が友達になれること」の方が大切だと思ってる。
そうすれば次のイベントで会うのが楽しくなるし、参加した意味があった、と思ってもらえる。
だからこそ”はじめましての人同士が距離を縮められること”に時間を使いたかった。


種を植え紡ぎ、人生に心地よい刺激を咲かせる”優しいイベント”でありたい

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来年ももちろん開催したいと思っているし、先ほども書いた通り #FUJIFILM生誕祭 の輪をもっと全国に広げていきたい。( なんなら1年に1回と言わず、FUJIFILM好きが集まるフォトウォークや写真のイベントはもっともっと開催したい )前回の参加者さんが今度は主催者に周り、同時開催してくれたらすごく有難いし、楽しいなあと思ってる。

準備も募集も大変だけれど、こうやってちいさく植えた種を、長く長く育てていきたいし、誰が始めたとか、誰が主宰だとか関係なく、みんなに愛されるイベントになったら。毎日会社と自宅の往復になってしまっている人の「FUJIFILM好きのみんなが集まるこの場所があるから」
「このイベントがあるから」
と、人生に心地よい刺激を与えられるような場所になれたら。
(といっても、唐辛子のような刺激ではなく、なんかミントのような?優しいやつがいい)
もっと言えばNikonやCanon、Sonyなどにも「○○生誕祭」が、各メーカーに広がっていったら、カメラ業界全体が楽しくなりそうな気がしてます。
なったらいいなあ。

そんな事を思いながら、今年も開催させてもらいました。

「機材貸します!」とご連絡くださったFUJIFILMのみなさま
ハッシュタグで各地から素敵な写真をあげてくださったFUJIFILMloverのみなさま
新潟で主宰してくれたmadokaさん・大阪で主宰してくれたイイガミさん
応募してくださったみなさま
一緒に歩いてくださったみなさま
最後集まる場所としてお借りさせてもらったBasisPointさん
そして今年もわちゃわちゃ一緒に主宰してくれた平岡さん!

楽しい1日をありがとうございました。

来年も愛のあるイベントになりますように。

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最後は総勢20名でFUJIFILMケーキを食べました Place: Basis Point


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