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仕事をする上でいちばん大切にしていること

「一緒に働く人を好きになること」

5年ぶりくらいに、ブチ切れ案件がココ最近続出している。5年ぶりくらいに私は猛烈に腹を立てている。今までのチリツモが容量オーバーで爆発したのか、怒りとともに涙が止まらない。仕事中に。涙でPCのデスクトップが滲むのさ。

1度その対象を嫌いになってしまうと、まあめんどくさいこと。声も姿も自分の知覚に収めたくなく、会社に行くのが嫌になってしまう。に違いない。そのことを懸念して私はとりあえず、新しく降り立った環境では、一緒に働く人のことを好きになることから始める。

ざっと挙げられる最近のブチ切れ案件は、産業医ステータスの利用によるワガママ、ろくにレビューもしてくれなかった成果物へのボロクソ発言、やる前から「こいつはできない」発言からの、「これくらいならさすがにできるでしょ」発言、言葉遣いが乱暴な人からの「言葉遣いと態度改めましょう」発言(対象は別の人)

私自身、仕事の要領があり、センスがあって仕事上の問題がない人間であれば、仕事をする上で1番大切にしていることに、冒頭の内容はあげなかったに違いない。仕事の要領が悪く、人に迷惑をかけずに仕事するなんてことが不可能な私にとって、人を巻き込んで仕事をすることが残念ながら必要不可欠。結果、それが自分なりに見つけた生きやすいやり方である。それを実現するためには、人脈はないよりはあった方がいい。相談口がたくさんあれば、解決のために意見が聞きやすいし、知恵もたくさん入ってくる。「私は仕事の要領が悪い人間です」と書かれた自己紹介カードを渡すのは、男性ばりにプライドが高い私にとっては死ぬほどしんどいことだけど、そんなダサいプライドを守るために、毎日ストレスで死に、次の日生き返るための心の準備に追われ、睡眠時間を削られる方が馬鹿馬鹿しい。

ただ、ひとつの誤算がある。私が努力して苦手なタイプの人間を好きになろうとしている最中、なぜか相手側が私に嫌われようとする行動を取る。そのせいで折り返しかもと思ってぐるっとコーンを回っても、そこには見覚えのあるスタートラインが。何度も傷ついて、修復して、好きになる努力をし続けるのは、私が「仕事の要領が悪い人間」であるから。傍から見るとまるですがっているよう。でも、これが私にとっての最善の策であると共に、私が現状から抜け出す勇気のないチキンである事実の証明にもなっている。今の自分なりのやり方が定着したら、次にチキンをやっつけに行こう。

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