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劇団に入ってうつ病になった話①

今回から6回に渡り、ちょっと自分の中での整理も含めて、体験談的な感じで書いていけたらな、と

これまでもちらほらnoteで書いてきましたが、わたくし一昨年の年末辺りから適応障害→うつ病になりまして
今も治っている訳では全然ないのですが、振り返れるぐらいにはなりましたので、ぽつぽつと書いてみようと思います。


自分で言うのもなんですが、ちょっと特殊な環境下での話になるので一般的ではありませんが、少しでも何か参考になれば幸いでございます。


1回目の今回は、まず入団するまでのことを書いていけたら!と思っています。
それではさっそくっ💨


まずタイトルで劇団と書きましたが、どのようなタイプの劇団だったかと言うと、女性オンリーの世界で女性が"男役・娘役"として男性・女性を演じる、いわゆる『歌劇団』と呼ばれる類いの劇団に所属しておりました。
(ここでの劇団の具体的な名前は伏せさせていただきます)


そもそもなぜ私が歌劇団を志望したのかと言うと、
昔から舞台を見ることも立つことも大好きで、ある日バレエやダンスを教わっていたスタジオから一人歌劇団の道に進んだ方がいると先生からお聞きし、自分もその道に進みたいと思い、受験することになりました。

歌劇団を受験する人は小さい頃からバレエやダンスを習っている人ばかりで、私は受験を決めた時習い始めて2年目だったので、とにかく必死でお稽古して。

歌唱も受験科目にあったので、声楽も並行して習い始め、とにかく毎日お稽古漬けの日々を送っていました。

それから1年後、とうとう受験のシーズンがやってきました。
受験には1次選考・2次選考とあり、1次は書類審査、2次は実技試験と面接でした。

1次選考には奇跡的に無事通過し、2次選考に進むことになりました。


私は技術でも経験値でも周りの受験生と比べて圧倒的に足りていないことは自覚していたので(なんせ習い始めて2年しか経っていなかったので…笑)
とにかく笑顔とパワーで乗り切ろう!!
そうしたら奇跡が起こるかもしれない!!!
と謎の自信を纏いながら試験に挑みました。

結果は、まさかの合格

謎の自信ってすごいと改めて思いました笑
(実際にエネルギーと今後の可能性を感じて合格にして下さったみたいです)


ドキドキと、嬉しさと、若干の寂しさと…
色んな気持ちを抱きながら、スタジオの先生に合格のお電話をしたことを、今でも鮮明に覚えています。

そして数週間後、キラキラした気持ちで踏み入れた世界は、想像を遥かに超える大変な場所でした…
(②へつづく)

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