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TouchDesignerでMV用動画書き出し

TouchDesignerを触り出して半月。
MV制作での動画書き出しでハマったのでメモ

TouchDesignerでは動画書き出しの方法は2種類あります。
File / Export Movieからの書き出しと、Movie File Out TOPを使用する方法です。前者は未だにハマっておりまして、どなたか助けてください。STARTするとマシンがTouchDesignerが固まります。。
今回は後者で事なきを得たので、Movie File Out TOPでの方法を書きます。

1:コマ落ち回避

画面上部のRealtimeをOffにします。

Realtime On
Realtime Off

2:音の開始とフレームの開始を合わせる

⏪を押してフレームを0にしても、サウンドファイルの頭出しとはなりません。録画をはじめる時にはサウンドの頭出しが必要です。
Audio File In CHOPを使用している場合は、パラメーターのReloardを押せば頭から再生されるので、録画(書き出し)前にReloardしておきます。

とやると、書き出したら音(だけでなく全て)が1フレームだけ落ちました。噂によると、コーデックの問題みたいです。今回はTDの後AfterEffectも使う予定だったので、AEでは1フレームずらして使いましたが、TDで完結させたい場合はdelayか、音に1フレーム余白入れるかですかねー🤔

3:フレームの長さを音の長さに合わせる

オーディオファイルが3:00で、今回30FPSの設定だったので3*60*30で5400。このフレーム数をタイムラインの左側、EndとREnd共に設定します。

4:LoopをOnceに

今回はMV制作ということで、スタティックなサウンドファイルがある状態でした。録画(書き出し)のスタート後、サウンドファイルが終了すると同時にプログラムのRunも止めたいので、Renge Limitの設定をOnceにしておきます。

5:再現性のあるコードに

今回はあるオブジェクトが回り続けるというコードを書いていたのですが、
<absTime>を使っていたんですね。これはTouchDesignerを起動してからの時間になるので、録画(書き出し)の度に開始位置が異なるということに陥りました。タイムラインと同期した値を取得するには<me.time>を使います。

me.time.seconds*30

タイムラインを開始してからの秒数×30度、という速度で回り続ける再現性のあるコードが書けました。

他にもハマりポイントあったような。。思い出し次第書きます。

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