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『人が自分をだます理由』を読んで、自分のだましに気づく

こんにちは、のっぽです😃

人間の心理の奥深さを教えてくれるこの1冊。
その中でも、
10章 消費
14章 医療
この2つについて、整理したいと思います。

📚そもそも📚

『人間の脳は自分自身を欺くように作られている、なぜなら他人を欺くために』

そんな書き出しで始まるこの1冊。

社会的地位を確立したり高めるために、
周囲へのみせびらかす事が、
全ての動機になっている。

そのいやらしさに自分で気づかないように、
潜在意識が司令を出している🧠

そんな風に、僕は解釈をしました。

📚消費📚

いちばん分かりやすいのが消費です。

デザインや機能性を気に入り購入する行為も、
実はみせびらかしたら効果的という欲求の元に、
購入を決めているという事です💸

エコ商品については、
ネットよりもリアルな店舗のほうが、
購入が促進されるというデータもあるそうです。

エコに貢献している自分を見てほしい。
環境に優しい人だと思われたい
🏔

そんな潜在意識から欲求が、
リアル店舗では購入を促進させ、
ネットショップではブレーキをかけるようです。

📚医療📚

『病気になる事で、集団内での自分の立ち位置がはっきりとわかるようになる』

まるで、病気になりたくてなる。
そんな書きっぷりです🤒

ところが、別の本でも、
『人は病気になりたくてなる』
そんなフレーズを目にした事もあります。

この本に話を戻すと、
『他人を看護したり見舞ったりする行為は、立場が逆になった時に、助けてもらいたいから』
とも書かれています🤕

この事例については、
日本の文化でいえば少し飛躍していると思います。

『おたがいさま』👥
日本のには、そんな言葉があります。
自分を欺くまでもなく、
ハッキリと認識していると思ってます。

📚対処より予防📚

『予防医療が、思ったほど浸透しない』
そんな世の中なのも、
自分を欺いているからだと本で語られています。

『より危機的な状況で助けてあげる方が、
よりありがたがられる』

そんな心理が、
予防医学の普及にブレーキをかけている、
そんな事例としてあげられています🚑

優しく言い換えると、
困ってない人=予防よりも、
困っている人=発症した人を助けたい。
そんな欲望が強いという事です。

📚まとめ📚

『欺く』
と書くと、なにやら不穏な雰囲気が漂います。

一方で、
人間は周りをすごく気にする動物なんだと、
改めて認識します👀

大切なのは、
本音がどこにあるのか、
そして本音が隠れているという事を知っておく。

これは、マーケティングにも通ずる話ですね。

『本を読んだ感想を整理する』
そんな思いで書いているこのnoteも、
実は読んでくれたみなさんに、
評価されたいという潜在意識が、
手を動かしているという事です
📱

評価してくれるかどうかは別問題ですけどね😝

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