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何故か来てしまう神楽坂

神楽坂と聞いて、皆さんはどんなイメージがありますか?「大人の街」「落ち着いている雰囲気」「パリっぽい」というイメージのようですが、わたしにとっては「意外と庶民的な面を持ち合わせていて、肩肘はらない街」なんです。

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神楽坂というと、オシャレな飲食店が多いイメージ。週末の夕方に神楽坂の大通りを歩いていると、小さいお子さんを連れた家族をよく見かけます。ファミリー層もいるのです。白銀公園を見つけ、「えー?神楽坂に公園⁈」と驚く若いカップルに遭遇する確率は高いです。

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それから、地元に密着したお店もよく見かけます。床屋さん、クリーニング屋さん、布団屋さん、魚屋さん、スーパーがあったりして「生活感」を感じるところがいい。

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毘沙門天として知られる善國寺だけでなく、神楽坂は神社や寺も多いのです。ちなみに写真は、神楽坂若宮八幡神社。凛とした佇まいを感じます。

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神楽坂がパリっぽいイメージのひとつとして、石畳の道が多いからでしょうか。パリに行ったことがないのでわかりませんが、坂といい石畳といい、わたしにはサンフランシスコを思い出させる街。
写真の路地には、イタリアン、スナック、焼き鳥屋があって、この雑多感が良いなぁ。

花街として栄えた神楽坂。いわゆる芸者さんを見かけたのは数回ですが、料亭が点在しているのを見かけると、花街としての歴史を垣間見ます。

銀座、新宿、渋谷といった大きな街でもなければ、派手さはない神楽坂。それでも足を運んでしまうのは「知れば知るほど、居心地の良さを感じる街」ゆえかもしれません。飯田橋から善國寺へ向かう坂は、なかなかの傾斜がありますが登りきった後に飲むビールは格別です。

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