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足助のおばさん in 十勝 8

「然別湖」は、私の生まれた鹿追町と上士幌町にまたがって存在します。近年、冬季に凍った湖の上で温泉に入るなど、攻めたアクティビティで観光客にアピールしています。

然別湖|観光スポット|【公式】北海道の観光・旅行情報サイト HOKKAIDO LOVE! (visit-hokkaido.jp)

「トカチケ」初日で訪れた「神田日勝記念」から北上した位置にあります。車でぐるっと一周するなら、その日のうちに両方周ることも十分可能です。

「糠平」のホテルからカーナビを「然別湖」に合わせると、冬季は閉鎖されるような狭い道を案内してくれました。普段足助地域での細い道の運転に慣れている私には問題ありません。ただ、途中で、白樺が道をふさぐように倒れている箇所があって、できれば往復で同じ道をたどるのは避けたいと思いました。

雨が降っていたのですが、然別湖畔ではカヌーの体験ツアーなど通常通りに開催されていました。飲食店のオープンよりも早く到着しましたが、レストランの中に入れてもらって景色を眺めていました。10時の開店時間になってピザを注文しました。

車で訪ねたかったもう一つの場所、「上堀内」は私が小学校2年生迄を過ごしたところです。然別湖を少し南下した場所です。父が勤めていた郵便局や「鈴木商店」はもう存在しなくて、教員住宅と思われる新しい住宅が立ち並んでいるのが記憶と一致するのを確かめて「糠平」に戻ることにしました。来た道を迂回できればいいなと思いましたが、全く同じ道を戻ることになり、倒れていた白樺を再度よけて「糠平」に戻りました。「糠平館観光ホテル」では食事はできなかったのですが、すぐ近くの「ビストロふうか」に立ち寄りました。ちょうどお昼時でしたので、小さな店内は満席でした。メニューはカレーかハンバーグの定食のみでしたが、ご飯やみそ汁の量を減らしてもらって美味しいハンバーグをお腹いっぱい食べました。

糠平滞在も最後になるので近くの観光に出かけました。「ひがし大雪山自然館」など徒歩圏内でしたが、雨が降っているのと「熊に注意」の貼り紙があるのとで、どこも車で出かけました。

この日は高校生が試合を終えて帰ったようでしたので、露天風呂に一人で浸かりました。湯の底に大きな岩を固めたような跡があって、幼い日の記憶と合致したような気がします。(続く)(2023年8月16日 記)

(元ブログ Go to 十勝 8: Here Come the 足助のおばさん (asukenoobasann.com)

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