出原樹音

2000年に「連句」という文芸に出会いました。「座」という集団で作成する「連句」は、双…

出原樹音

2000年に「連句」という文芸に出会いました。「座」という集団で作成する「連句」は、双方向でボーダーレスな文芸です。「連句」に限らず、日々雑感を綴るブログです。

最近の記事

足助のおばさんと教育 7

ECCジュニアの頃 今は中国語をやっている私ですが、以前はECCジュニアで英語を教えていました。もう10年前のことです。実は英検2級なんです。(^-^; ホームティーチャーと呼ばれるジュニアの講師は毎年9月ごろから応募が始まって、最初に簡単なテストを受けます。英検3級くらいかな。試験をするのは日本人のスタッフで、リーディングと口答試験とあと性格検査みたいなのがあって、まず間違いなく合格できます。 後日正式に合格通知を受け取って県本部へ契約に赴くのですが、その際3万円の契約料

    • 足助のおばさんと教育 6

      銀行の本人確認 個人情報法が施行されて、銀行の本人確認が厳しくなりましたね。 息子が大学生になるに当たって、銀行に講座を開くことにしました。以前なら私がはんこを持って行けばそれでOKだったのですが、今日は車校が休みなので、起き次第(まだ寝てる)豊田市駅前の名前を三つくっつけた名前の銀行に行く予定です。 おととしまでは(旧)足助町内にも銀行の出張所があって、それくらいの事務は足助でも出来たのですが、豊田市合併に伴い、ATMを残してなくなってしまいました。 以前に、おじいさんの

      • 足助のおばさんと教育 5

        春休み 息子が急に自動車学校へ行くことになって、遠出は無理かなーと思っていたのですが、車校(どうしてもこう言いたい)のスケジュールを見ると、割とゆるいんですよね。それで4月に間に合うのかと問われれば無理かもしれないんですが、とりあえず来月の13日子どもたちと私だけで東京へ行くことにしました。夫は出張で年に何度か出かけますが、私にはシナリオ合宿の頃以来の東京です。 娘と私は、浜松町にある劇団四季の「コンタクト」というミュージカルを見に行きます。息子は別行動で、18切符を使って

        • 足助のおばさんと教育 4

          合格通知 昨日となりでビデオを見ていた息子に合格通知が気ました。すべり止めですが浪人だけは避けられそうなので、大いにほっとしました。本命のA試験は残念ながら不合格でしたので、本当に嬉しかったです。まだ本命Bが残っているので、後一息頑張ってほしいところです。 と、受験生の親なら誰もが思っていると思いますが、昨日息子に「本気で勝負かけないで、浪人になったら一生悔いが残るよ」と説教していたら、いつものことなんですが、ストレス解消にスコップで訳もなく庭をほじくり返し始めました。それ

        足助のおばさんと教育 7

          足助のおばさんと教育 3

          受験生の自宅学習 ついに高3の息子の学校の授業が終了しました。これからは自宅学習ということになります。私も習い事や趣味を控えて、息子のセコンドを勤めなければいけません。な~んて、お仕事をお持ちの同じ立場の方からは「それがなんじゃい」とツッコミが来そうですね。 私が大学を受験したのは、ちょうど共通一次の始まった年でした。過去問なんて全くありませんでした。家が貧しかった(ま、普通に)ので、私立に行くことは許されず、国立オンリーそれも1校のみ受験という厳しいものでしたが、幸い共通

          足助のおばさんと教育 3

          足助のおばさんと教育 2

          受験本番 冬休みが終わってやれやれと思っていたのもつかの間、今日から毎日クルマで30分ほどかかる名鉄線の駅へ息子を迎えに行くことになりました。学校の授業が午前中で終わってしまうので、夜、夫が迎えに行くのを待たせるのはかわいそうだし、自分の部屋で勉強するのがやっぱりいちばん効率が良いだろうと親子で話し合った結果です。 今年は成人式が早くてセンター試験が遅いという、我が家にはとても都合の良いカレンダーになっていますが、それでも受験本番という雰囲気はぬぐえません。テレビ・お笑い大

          足助のおばさんと教育 2

          足助のおばさんと教育 1

          成人した娘に叱られた話 冬休み中は子どもたちに(と言っても20歳と18歳)占領されていたパソコンにようやく触ることができました。 今年、娘は成人式でした。雪の中大変な式になってしまいましたが、久しぶりに幼馴染に会って、二次会もあって楽しそうでした。 そしてそんな娘に叱られた話をひとつ。 私はほぼ毎日「矢崎藍の連句わーるど」というサイトで遊んでいるのですが、そこにとてもパソコン操作が下手な方が一生懸命参加されているのですね。「連句」という言葉さえポピュラーではなく、そのまた中

          足助のおばさんと教育 1

          足助のおばさん in 出雲 2

          ホテルの朝食はビュッフェスタイルでした。使い捨てのビニール手袋をはめて取り分けることになっていました。また、コーヒーは紙コップとふたが用意されていて、部屋へ持ち帰ることができました。各フロアには「毎日新聞」が自由に持って行けるように置かれていました。 ホテルから松江城まではほぼ1時間です。念のためETCカードも持参していましたが、国道がまっすぐ通っていて快適なドライブでした。 「ブラタモリ」の中で松江城の堀川を遊覧船で巡ることができるとありましたので、駐車場に着くとすぐに乗り

          足助のおばさん in 出雲 2

          足助のおばさん in 出雲 1

          フジドリームエアラインで、出雲旅行へ行ってきました。4月の予定が決まった3月末に、月・火に一泊二日で行けることがわかったので速攻予約を取りました。航空券をとってから、宿泊と移動手段を考えて「じゃらん」でホテルとレンタカーを予約しました。全く気ままな一人歩旅です。 レンタカーを自分で運転するのは初めてです。と思ったのですが、これまでも自分の車が車検や修理で乗れない間に手配してもらっていたのはレンタカーでした。いつも乗っている以外の車を運転するのは、実は嫌いではありません。カーナ

          足助のおばさん in 出雲 1

          足助のおばさん in 土佐 5

          夫の友人の皆さんはこの日曜日ですでにお帰りになりました。同宿の方もいて、朝ごはん(ビュッフェスタイル)でご挨拶したりもしましたが、夫は夕飯に出かけるまで部屋にこもっていたのですれ違いです。 月曜日は、すばらしいお天気になりました。夫がホテルで買った傘と「卓」で貸して頂いた傘は二本ともホテルに置いてきました。「貸傘」として使っていただければ本望です。 月曜日はお休みの観光施設もたくさんあります。私は夫が行きたそうで月曜日も営業している「牧野富太郎植物園」と「高知城」をこの日のた

          足助のおばさん in 土佐 5

          足助のおばさん in 土佐 4

          ホテルには「展望露天風呂」があり、女性向けの大浴場は別館の屋上でした。道路を挟んだ向かい側にあり、傘をさして大浴場へ向かうと、先客が何人かありました。雨除けのシートがかかっていて外は見えません。備え付けのシャンプーが「ツバキ」でした。普段愛用しているレイラのシャンプー(試供品)も持ち込んでいましたが、高級ブランド感の漂うシャンプーとトリートメントを使ってみました。 部屋はシングルを二つとってありましたので、夫が戻った頃賑やかにしゃべる声がドア越しに聞こえていましたが、顔を合わ

          足助のおばさん in 土佐 4

          足助のおばさん in 土佐 3

          実は「高知ナンバーワンホテル」に到着する前に、宴会の会場である「高知城ホール」と「日本共産党高知県委員会」にカーナビをセットして下見を済ませてありました。二つとも至近の位置にあり、夫が学生の頃になじみの場所でした。カーナビにセットした「高知県委員会」は、新築した建物が完成する前に仮事務所として使っていた場所が登録されていたようで、夫の記憶と異なりました。ナビの女性の声が甲高い大きな音で「この先交通危険区域です」と何度も叫ぶので、夫がうんざりしていました。 夫と待ち合わせていた

          足助のおばさん in 土佐 3

          足助のおばさん in 土佐 2

          高知へ行くにあたり夫は、サラリーマンの頃に懇意にしていたメンズ服の店で何着かカジュアルなものを用意しました。それなりに男前の夫ですが普段は外見に頓着しません。私の見かけにも関心がないと思っていたら、セントレアへ向けて出発してから「その服で行くの?」と不満そうな様子です。私はTシャツにチェックのシャツを重ねてジーパン、といういつものいでたちでした。なんでそんなことを聞かれるのだろうと問い返すと、昨日書いたような行き違い、夫は同窓会に私が参加するものと思いこんでいて、私は宴会には

          足助のおばさん in 土佐 2

          足助のおばさん in 土佐 1

          まもなく4000回を迎えるこのブログを、日本の日記文学の系譜に位置付けてもよいのではないかという、たいそうな見出しです。 足助で生まれ育った夫が高知で大学生活を送ったのは、まったく偏差値のみで進学先を決めた高校の進路指導によるものです。夫の父親(おじいさん)の思惑は「国立一期校を卒業して、地元の公務員にでもなって、イエ・百姓を継いでくれ」というくらいのものでしたでしょう。大学生が学生運動に励んでいたのも夫より少し上の世代です。ところが世間知らずな坊ちゃん高校生だった夫は高知に

          足助のおばさん in 土佐 1

          足助のおばさん in 十勝 9

          気ままな一人旅も最終日を迎えました。今回は母を連れてくることができなかったので、親戚には秘密にしたわけでもありませんがごくわずかにしか知らせていませんでした。ただ、息子が度々「廃線の旅」でお世話になる伯母さん宅はどうしても寄る必要がありました。本来であれば法事に行くはずだった親戚にお供えをあつらえる目的もありました。伯母さんの家は十勝空港に近かったので、言い換えれば糠平からは遠かったので、帰りのフライト前に寄ることにしてありました。 レンタカーを返却する前にガソリンを満タン

          足助のおばさん in 十勝 9

          足助のおばさん in 十勝 8

          「然別湖」は、私の生まれた鹿追町と上士幌町にまたがって存在します。近年、冬季に凍った湖の上で温泉に入るなど、攻めたアクティビティで観光客にアピールしています。 然別湖|観光スポット|【公式】北海道の観光・旅行情報サイト HOKKAIDO LOVE! (visit-hokkaido.jp) 「トカチケ」初日で訪れた「神田日勝記念」から北上した位置にあります。車でぐるっと一周するなら、その日のうちに両方周ることも十分可能です。 「糠平」のホテルからカーナビを「然別湖」に合わ

          足助のおばさん in 十勝 8