考察される事は、作者冥利につきる

最近、どなたかが「左ききのエレン」の考察アカウントを作ってくださって。とっても面白いです。

noteの記事でも度々書いていますが、ぼくは「伏線フェチ」なので伏線をちゃんと見つけてもらえると嬉しいです。

伏線にも色々な度合いのものがあって「気付いてもらえないと話が繋がらない」という伏線もあれば、「細か過ぎて誰も気が付かないだろうけど、それでも問題無い」というものもあります。

作者は四六時中作品の事を考えているので、細かい所まで覚えています。作画のnifuniさんも、編集の林さんも、普通の人とはかけ離れた距離から作品を見ているので、大抵の伏線は気が付いてくれます。(林さんは客観性のために、あえて読者の距離で作品を読んでくれてますが)

そんな中、読者の方に「細かすぎる伏線」を拾ってもらえると、ああ、そんなに近い距離で読んでくれて有難い、という気持ちになります。

とはいえ、深い事は考えずにスーッと読んでくださったとて、嬉しいです。というか「何だこの漫画は!私の考え方が違う!」と怒りながら読んでもらっても、やっぱり嬉しいのですが。

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以前、サイン会か何かで読者の方から聞いた感想で、嬉しくて泣きそうになった事がありました。原作版のクライマックス部分なので、後半の会員限定部分で書きます。

あと、ぼくが好きな漫画で「細か過ぎて誰も気がつかないレベル」の伏線を見つけた事があります。検索しても誰も書いてなかったので、ほとんどの人は気が付いていないのでは無いか。というか、そもそも間違っていたら恥ずかしいので、それも後半部分でこっそりと書きます。

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