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真鶴と根府川と、みかんと甘夏 #04

根府川の駅に戻って、もう帰ろうかと思ったけど、駅前の案内板に「オレンジ橋」という文字を見つけて気になったので行ってみることにした。こんどは駅から山側に向かう。

坂は結構急で、しかも道に迷って、かなり体がきつい。海へ行く途中で見た鉄道の赤い橋が見える。山側には新幹線の線路も見えた。ときどき新幹線が風を切る音が聞こえる。

根府川はみかんの季節。みかんがたくさん実っている。

遠くにほんのり見えるのは大島

やっとオレンジ橋まで来た。海の方を見ると遠くに大島や房総半島が見える。橋のたもとでみかんを売っている。試食したら甘かった。農園があってみかん狩りをやっている。大人500円。土日は60分で平日は時間制限がないとのこと。みんなどれくらい採って帰るんだろうと考えた。

橋のたもとの木にも実がなっている。何の実かわからない。

これは甘夏だそうで、来年の5月か6月ぐらいまで、このまま大きくなってオレンジ色になるのだとか。すでに甘夏の大きさになっているように見えるけど、このまま冬を越すなんてすごいなと思いつつ、初夏から夏までに収穫するから甘夏と言うのかなと思った。甘夏の花は夏に咲いて、また実ができると言っていた。甘夏の花はまだ見たことがない。

お土産にみかんを1袋買って、帰り道、赤橋を渡る特急列車を見て、駅へと戻った。

おわり



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