見出し画像

ご近所を歩く(伝説の泡姫編)【嵯峨野ぐらし42】

 相変わらず昼間は外国人観光客で満員嵐電、春節の前にはオール中国語の広告が登場するなど、ますますの盛況ぶりです。

中国語の広告

 でも、嵐山周辺は、実は高齢者人口比率が高かったり、渡月橋周辺は景観保護のため街灯がなく、店屋さんも日暮れと同時に一斉閉店するなど、昼間の賑わいがウソのように夜は寂しく静かなところで、JR嵯峨嵐山駅嵐電嵐山駅も早朝夜間は無人駅になるぐらいです。夜の9時過ぎに嵐山から市内へ向かう嵐電に乗ると、乗っている人の多くは嵐山の店屋さんでの仕事を終えてヘロヘロになった人たちで、オーバーツーリズムのおかげで、とても疲れた顔で座っていらっしゃいます。先日私の前に座っていたおばさんは、店の前掛けをしたまま上着を羽織り、嵐電の中でいきなり化粧を落としはじめました。それもかなりの勢いで顔をガシガシこすってファンデーションを落としていました。朝、電車の中で化粧をしはじめ、電車が京都から大阪に着く頃には別人に化ける人はよく見かけますが、逆の人は初めて見ました。早くうちへ帰って1分でも早く寝たいんでしょう。だいぶんお疲れのようです。
 さて、うちの近所の車折神社(くるまざきじんじゃ)といえば、末社の芸能神社(げいのうじんじゃ)が芸能の神として、幾多の有名芸能人が玉垣を奉納したり、去年は観月ありささんが芸能生活40周年記念で賽銭箱を奉納したりと奉られており、修学旅行シーズンにはSixTONESのメンバーの写真や人形を持った自分と推しメンの玉垣を1枚の写真に収めようとする中高生が列をなすなど、本殿を凌ぐ人気ぶりです。芸能人の間でもここに玉垣を奉納するのがステイタスなのか、ここ数年で玉垣の数が異常なまでに増殖しています。(あまり聞いたことがない芸能人の玉垣は駐車場の隅などに追いやられているように感じるのは私だけ?) 文芸書芸を今後のメシのタネにしたいと目論む私も、ちょくちょく芸能神社に神頼みに行きますが、昼間は混んでいるのでもっぱら夜中に参拝してます。

芸能神社と観月ありさの賽銭箱(夜中に撮影)


 車折神社には芸能だけではなく、弁天さんやお稲荷さんなど、いろんな末社がありますが、今日はその中から水神社を紹介しましょう。

水神社

 水神社は水を司る龍神様を祀っており、今年の干支である辰年の守り神であるだけではなく、運気上昇にご利益があるとされていますが、ここの龍神様は全国に数多くある龍神様とはひと味違うようで・・・・・・
水と芸能と両方に商売繁盛を願って参拝する、こちらの業界の方が玉垣を奉納されてます。

伝説の泡姫?

 伝説の泡姫って、どんな人なんだろう? すごく気になります。そのお隣の滋賀のゴールドクイーンといえば、知る人ぞ知る雄琴の高級店です(と、会社の先輩に聞いたことがあると言っておきましょう)。真琴さんってどんなお方なんでしょう? その隣の横浜ナイスレディもきっと、そちら系のお店でしょう。気になります。
 早速、そちら系のサイトで調べてみました。

水神社

 『伝説の泡姫』沙也加さんは、『マスコミに一切出ることなく、川崎・堀之内の高級ソープ店で10年以上ナンバー1の座を守り続けた伝説の泡姫。お客はその卓越したテクニックと心を込めた接客に大満足、常に150人以上の常連客を確保していた。現役時代から講習を希望するすべての泡姫を指導。約15年間、現役と講師を兼務。現役を退いた今は、フリーの立場で講習を行っている。月の休みはわずか1、2日。これまでに指南した泡姫は6000人以上にのぼる』(入店から卒業まで 風俗で働く女性にサポーターが寄り添うウェブマガジン『みっけStory』 のサイトより引用)
という、その道のレジェンドで、『伝説のソープ嬢に学ぶ接客の極意』という著書を上梓され、接客術に関するDVDを何枚も出しておられます。外見だけでは人気が続かず、技術だけでは飽きられ、「総合人間力」がないと評価されない厳しい世界で10年以上もナンバー1を維持されるとは、尊敬しかありません。今は講師業に専念されているようですが、じっくりとお話しを聞かせていただきたいお方です。
 ゴールドクイーンの及川真琴さんというお方も現役の人気嬢のようで、この高級店の中でも数カ月間トップランカーを継続した人にしか与えられない最高峰の称号「APHRODITE(アフロディーテ)」を与えられた人で、まさに雄琴を代表する泡姫さんのようです。たまたまですが、昨日、伝説の泡姫沙也加さんとの合同講習会が開催されたようで、沙也加さんのお弟子さんのようです。
 横浜のまきさん小雪さんも現役のようで、詳しくは述べませんが、どちらも素敵なお方です。特にまきさんは『至高のテクニック』というキャッチフレーズで、ファンも多く、総合第1位に輝くランキング嬢のようです。
 まあ、どんな世界でも、トップに君臨する人は、天賦の才能に加えて、人の見ていないところで不断の努力をされているようです。私も休みだからといって、昼間から酒を飲んで寝ているだけではなく、文芸と書芸の道に邁進するよう不断の努力を続けたいものです。
(ちなみに、昨日書道の昇段試験の結果が返ってきて、昇段試験8連敗という超人的な記録を打ち立てました。1年前にChat-GPTに書道を続けるべきかと人生相談をして、AIにド正論で説教されたというのにまだ反省していないのか? (50代の大学生日記 第41話を参照)9年間昇段なしというのもなんなんだかなぁ・・・・・・と言っている間に少しでも創作活動をしよう) ではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?