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【50代の大学生日記 第5話】餃子の王将について語る

私はジムで汗をかいたあとの風呂あがりに、「餃子の王将」で餃子をアテに瓶ビールを飲むという「ジムに行った意味がまるでない行為」が大好きです。だってジムから徒歩30秒のとこに王将があるんだもん・・・(笑)
ちなみにジムの入っているビルの階下には焼肉屋があり、換気のために窓を開けているとジムじゅうに食欲をそそる匂いが漂います。これを我慢できないとダイエットなんかできないですよね。
さて、そんな私にとって京都府の緊急事態宣言は辛い日々(ダイエットのチャンスだろ?)なわけで、何といっても王将へ行っても終日ビールを飲めないのだ!
緊急事態宣言が出ていないところへ行けば王将も通常営業しているとわかっていても不要不急の外出は自粛すべきだし・・・

そんな日々にもたまにはチャンスもあるもので、昨日は年に1度の定期検診で滋賀県の病院へ。おぉぉ帰りに滋賀県の王将でランチにすればビールが飲めるぞ!!と期待に胸をはずませて出かけてきました。検査をして腫瘍の再発でも見つかった日には5年生存率が90%→20%ぐらいに低下することなんて考えても自分ではどうしょうもないのだから、やはりここは王将が楽しみだ!!
コロナのおかげで病院はガラガラで、検査をして結果を聞いて支払を済ませてもまだ10時・・・ 王将の開店までまだ時間があります。そんなことにもめげず本屋で時間をつぶしてから行ってきました。久々の餃子&瓶ビール。その情熱をなぜ仕事に向けられない?と言われるかもしれませんが、仕事帰りの王将がなければ私はもっとダメ社員だったでしょう。(笑)

閑話休題、いわゆる「王将」にも、「餃子の王将」(昔は京都王将と呼ばれていた、京都の四条大宮に1号店がある王将)のほかに「大阪王将」「鹿児島王将」があって、大阪や鹿児島は「餃子の王将」の「のれん分け店」がルーツだということは有名ですが、本家「餃子の王将」にも地方別に3種類の基本メニューがあるのはご存じでしょうか?
ホームページにも掲載されているのですが、ちらっと見ただけでは関東以北では値段が高いんだなぁ・・・ お気の毒に。ということぐらいしかわかりません。そこで、ヒマにまかせて何が違うのか調べてみました。

まず、地方別メニューですが、地域別に以下の3つがあります。
①北陸、東海、関西、四国、鳥取県、岡山県 (以下略して「関西」) 
②北海道、東北、関東、信越 (以下「関東」)
③九州、広島県、山口県 (以下「九州」)

メニューの相違点は大きく以下の4点があるようです。
[相違点1] 値段が違う
  餃子は関西・九州では本体価格220円なのに関東は240円
  麻婆豆腐は関西・九州では本体価格450円なのに関東では500円
  というように、基本的に関東は値段が高く設定されている。
  でもニラレバは全国共通480円、豚キムチは全国共通500円
  のように値段差のないメニューもあり詳細は謎。
[相違点2] 関東には存在しないメニュー
  海老天、チューリップ、肉団子唐揚、チンジャオロース、焼豚、
  肉団子甘酢、海老甘酢、辛玉ラーメン、こってりラーメン、
  キムチラーメン
などは関西と九州にしかないメニュー。
  海老天、チューリップ、肉団子甘酢、海老甘酢なんかは、
  私が子供の頃の街中華の定番メニューだったので、関西特有の
  メニューだったのか? と調べてみたけど、そんな事実もなく、
  こってりラーメンやキムチラーメンも今や全国区だと思われるので、
  なぜ関東にはないのか、これも謎ですな。
[相違点3] 関東にしかないメニュー
  ホルモン味噌炒め、豚カルビ炒飯、牛骨ラーメン、ソース焼きそば
  は関東にしかないメニュー。
  これはまぁ・・・ 関西人のセンスでは・・・
  ホルモン味噌炒めソース焼きそばは中華料理じゃないし、
  お好み焼き屋で食べるものかなぁ・・・ という感覚なので、なんとなく
  わかるような気がします。牛骨ラーメンも関西では「牛骨」と看板に
  あげる店は少ないし、そもそも「こってりラーメン」とかぶるからなぁ
  という感じです。
[相違点4] 九州にしかないメニュー
  とんこつラーメンは九州にしかない。
  関西ではとんこつラーメンを食べにわざわざ王将に行く人は皆無だと
  思われるので、当然といえば当然のような気もします。
  むしろ九州にはとんこつラーメンの店が星の数ほどあるのに、わざわざ
  王将へ食べに行く人がいるのか? そっちのほうが謎だ。
  ちなみに、「鹿児島王将」にはチキン南蛮、プルコギ、王将焼肉などの
  メニューがあるようです。もはや中華料理屋ではないようですね。
  ぜひ一度は行ってみたいものです。

話が脱線しますが、王将の天津飯かに玉の餡といえば関西ではしょうゆベース(王将では「京風」と呼ぶらしい)一択ですが、関東では「甘酢」「京風」「塩だれ」の3つから選ぶことができるようです。(九州は不明ですがたぶん関西と同じ) この年齢になるまで甘酢あんの天津飯を食べたことがないので、一度は関東の王将にも行ってみたいものです。

さらに脱線しますが、私が30代ぐらいまで王将で好きなメニューといえば、「ジンギスカン」「ポパイ」でした。ジンギスカンは王将用語で爆肉(パーロー)と呼ばれ、硬いマトン肉と玉ねぎの炒め物。ポパイはほうれん草の卵炒めでした。どちらもいつの間にかメニューから消えてしまいました。
一説には王将が食材の「国産100%」を宣言し始めた頃にこれら非国産食材のメニューが淘汰されたと言われてますが真相は不明です。懐かしいなぁ。ポパイぐらいは自分でも調理してますが、王将の味は再現できないですね。(炒め物はどれを食べても同じ味だという意見もありますが・・・笑)

今回も筆者が一人で喜んでいるだけで何一つ解決しない駄文でしたが、最後まで読んで下さった方、ありがとうございました。次回をお楽しみに。

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