開幕直後から西武で悪夢のように怪我人が続出しています。

3月30日の日本ハム戦では4番の山川が走塁中に左ハムストリングの軽い肉離れを起こして約1ヶ月程度の離脱
昨日4月3日のソフトバンク戦では外崎が死球を受けて左腓骨骨折で全治未定
さらにはベテランの栗山とルーキーのブランドンもコンディション不良で登録抹消とこの1週間で一気に4名の選手が怪我やコンディション不良で抜けてしまいました。

いや〜、これはキツイですよね…
特に外崎は東京五輪出場も危ぶまれるほどの大怪我です。攻撃はもちろんのこと、セカンドの守備でもプラスを作れる選手なので、辻監督もおっしゃっていたように最悪です。稲葉監督も頭を抱えているかもしれません。早期復帰を願いたいですね。

不幸中の幸い

ただ、残った主力の状態が良いのは不幸中の幸いと言えるでしょう。

山川の代わりに4番に入っている中村は開幕から7試合で打率.333 1HR OPS.949、昨年苦しんだ森友哉もここまで打率.308 2HR OPS.996と文句なしの結果を残しています。2番の源田もここまで打率.300と好調です。
山川は1ヶ月程度で復帰できる見込みとなっていますので、それまでの間は源田・森・中村の3人を中心に攻撃を組み立てていくしかありません。

すごいぞ呉念庭！

離脱者が続出する中で、ここまで呉念庭の活躍が目立ちます。ここまで出場した4試合全てで打点を挙げていて、OPS1.665ととんでもない成績を残しています。特に4月3日のソフトバンク戦では4打数3安打5打点と見事な活躍でした。

もともと選球眼は評価されていましたが、昨年から明らかにバッティングが変わりました。特に今年は長打も出るようになってきましたので、山川・外崎が帰ってきても使い続けたいですよね。本当に素晴らしいバッターだと思います。

母国台湾では非常に痛ましく残念な鉄道事故がありました。今後も彼の活躍が西武ファンのみならず台湾にいる多くの人々に勇気と希望をもたらすことを願っています。

飛車角抜きでソフトバンクに3連勝

呉念庭の活躍もあって、山川・栗山・外崎を欠いた状況にも関わらずソフトバンク相手に3連勝してしまいました。これは本当にすごいです。開幕前に西武を2位予想しましたが、やはり力があるチームだなぁと改めて感じました。

打線は残された選手がしっかりと機能していますし、投手陣も高橋、浜屋、平井と全員がしっかりと試合を作っています。苦しい状況ですが、チームは見事に投打が噛み合っていて、現在6勝1敗1分で首位を走っています。

来週再来週の2週間は4カード中3カードは本拠地メットライフドームですし、全ての日程を関東で消化できます。遠征中に怪我人が続出してしまいましたが、遠征で貯金を4つ作った勢いを所沢に持ち帰って、この2週間で一気に首位独走といきたいですね！