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何者でもない人の資格取得のすゝめ

お疲れ様です。のりです。
エンジニアへの転職準備期間に10個くらい資格を取得してました。
割とたくさん取れた方だと思います。

その時考えていたこと、勉強の取り組みを紹介していきます。
メンタル面の話が多いです。
(非エンジニアの方にもお読みいただけます)

想定対象読者

  • 何か資格をとって自信をつけたい

  • 会社からの評価に資格が必要

  • なるべく短期間で資格がほしい


自身の状況

当時の自分の状況としては、以下のような感じでした。

  • 早く転職したい

  • 今の現場はスキルがつかない(将来性が見込めない)

  • スキルがないので転職できない

エンジニアは基本的に実務経験がないと転職しにくいです。ポテンシャル枠というものが存在してはいるものの20代の若い人ならいざ知らず、自分はアラサー。実務経験以外のものをアピールするしかありません。

そこで取得資格の数でアピールすることを考えました。
(というかそれくらいしか思いつきませんでした…)

取得資格の選定

最初は簡単なものから挑戦したいと思っていました。
自分が最初に受けたベンダー試験は「LPIC 1」というものです。

これを選んだ理由は自分がインフラエンジニア志望であったためです。世の中のサーバの大半はLinuxで占められていると言われます。そんな中「さーば?」くらいのIT知識だった自分にはLinuxの知識を体系的に学習できるLPICは最適でした。

選定のポイント

  • 業務に直接関連する資格を選ぶ

  • 最初は初級資格を選ぶ

  • 選定後、すぐに受験を申し込む

最初に初級資格を選ぶにはいくつか理由があります。

まずは自分に適性があるかの指標になること。初級資格でしんどくなって全く合格できない場合には他にチャレンジした方が有意義かと思います。人生は有限なのでより有意義な時間の使い方をすべきです。

次に初級資格と言っても初めて学ぶことにはそれなりに負荷がかかります。テキスト以外にも自分で用語の意味を調べることはもちろん、関連書籍を読み込んだりする必要もあります。だからこそ合格ハードルが低い初級資格を最初に選ぶべきです。

選定後はすぐに受験申し込みをしてください。目安は1ヶ月後
個人的に期間設定するのが一番資格勉強には重要なことだと思います。短すぎると合格できないし、長いとモチベを保てない。そこで短くもなく長くもない期間が1ヶ月だと思います。

学習教材の選定

早く合格することが目的なので学習は問題集ベースで進めました。わからない問題があれば逐一解説やテキストで調べていくような感じです。この資格にはこの問題集!みたいなものがあるはずなのでそれを使いましょう。

もちろん最初は何もわからないので調べまくりです。最初の3日は空いた時間を全て使って30問くらいしか進まなかったと思います。1週間を超えて理解が進んでくると解ける問題数も多くなり徐々に楽しくなっていったのを覚えています。

とにかく「出題の傾向を知る」「解ける問題を増やす」が重要です。
少しズルく感じてしまうかもしれませんが、目的は早期合格なので資格は資格と割り切って進めましょう。

例として「LPIC 1」の学習に使用した教材です。(使用頻度順)

選定のポイント

  • 一番有名な問題集を使う

ぶっちゃけこれだけです。
基本的に初級資格に関してはこれだけで合格はできると思うのですが、不安な方は補助教材でより理解を深めるといいかもしれません。ちなみに自分は問題集は2,3周くらいしました。

勉強時間の確保

人によってはこれが一番難しい課題かもしれません。

自分も資格の勉強をする前は、やるべき課題があってもついつい後回しにするタイプでした。

そんな自分が勉強時間の確保をできた理由は、「勉強の優先度を上げる」ことだったと思います。生活における優先度です。

当時は転職したい一心だったので、起床後・昼休み・帰宅後はずっと勉強していました。娯楽の時間はほぼ取っていなかったと思います。

この時の心理状況としては資格勉強が自分の人生を良い方向に導く確信があったので、ここまで打ち込めたと思います。ここまで切羽詰まる必要はないですが「なぜこの資格が必要なのか?」「この資格を取るとどんな成長ができるのか?」を改めて考えるとモチベーションを保ちやすくなるかもしれません。

勉強期間の設定

資格の難易度、地頭の良さで期間は変わってくると思いますが、ITベンダー資格に関しては1ヶ月以内が目安になってくると考えます。

Web問題集やAmazonのレビューなどに合格体験記としてどれくらいで合格したかなどの記載があるので参考にすると良いです。

あと1日の勉強時間の設定までは不要かと思います。理由は学習効率は個人差があり時間を測ることにあまり意味がないのと、1日これだけでいいやみたいな熱量だと続かないと感じます。1ヶ月持てる時間全て費やしましょう!

とにかく解く!

あとはひたすらに問題を解くだけです!

問題を解いて、わからないところは調べてを繰り返す。うまく自分を制御できるとしんどいけど楽しいみたいな不思議な感覚になっていくかと思います。

これから頑張る人へ

ベンダー資格は他の国家資格、難関資格に比べると簡単です。でも1ヶ月やり切って合格した!というのは自信になりますし、万が一落ちても次回はほぼほぼ受かると思います。

この記事を通して伝えたかったことは「やり切ってみよう!」「小さいことでも成功体験を積もう!」ということです。

自分自身、前々職ではコロナで派遣切りになったことからかなり自信をなくしていました。この資格への取り組みは自信回復にかなり寄与してくれたと思います。(自己肯定感的な)

「資格なんて意味ないよ」みたいな声も世の中にはあります。

その声に自分は全力で「No!!」と言えます。

やり切った人にしかわからないことがあると自分は信じています。ぶっちゃけ落ちても恥ずかしいことなんてありません。違うなと思ったら途中でやめたって全然大丈夫です。自分がやりたいことに全力を向けられる人生の方が充実しているはずだし、そう在りたいです。その練習みたいな感じです。

そんな感じで自分はがんばる人を応援していきたいです。


お読みいただきありがとうございました^^


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