サンラインズのyoutubeチャンネルで、今日まで劇場版『クラッシャージョウ』が無料で見られる。
１９８３年公開、高千穂遙原作、安彦良和監督のアニメ映画だ。
８０年代の日本アニメの作画技術が最高レベルで活かされたスペースオペラの王道。

何度も観ている映画だけれど、無料で観られるからとまた観てしまった。
先週は金曜ロードーショーで放映されたスターウォーズの外伝映画『ハン・ソロ』を見た。
そのせいか、頭の中でクラッシャージョウとスターウォーズがつながった。

クラッシャージョウもスターウォーズも父と息子の物語。
どちらも体制側の勢力と、悪の勢力と、その間で奮闘する自由業者がでてくる。
その自由業者のポジションにいるのが、クラッシャージョウの主人公ジョウ。スターウォーズではハン・ソロだ。

善悪の勢力対立に巻き込まれる、というのが自由業者のポジション。
そしてクラッシャージョウには父親のクラッシャーダンがでてきて、彼は実業家だ。
スターウォーズにハン・ソロの父親は出てこないけれど、実業家ポジションの親友は出てくる。

それがランド・カルリジアン。
自由業者と実業家という立場は同じだけれど、関係性は違う。
クラッシャージョウでは父子で、スターウォーズでは友人だ。

その違いに注目すると、相乗効果で『クラッシャージョウ』と『ハン・ソロ』の両方が面白くなる。
クラッシャージョウを無料で観られるのは今日まで。
実写特撮のスターウォーズもすごいけど、それとはまたちがった、手書き作画でのクラッシャージョウの宇宙戦もすごい！