和田のりあき/マジックパパ

「子どもがワクワクする大人になる!」テレビ報道カメラマン→専業主夫→NPO代表→保育園…

和田のりあき/マジックパパ

「子どもがワクワクする大人になる!」テレビ報道カメラマン→専業主夫→NPO代表→保育園園長→マジックパパ。趣味は掃除、特技は手品、宗教はスターウォーズ。

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    「日本人よ、これが『書く』だ。」と言わんばかりに「書くメシ」の精鋭メンバーたちが運営するnoteマガジンです。史上最強は映画『アベンジャーズ』かもですが、史上最書は『書くンジャーズ』。メンバーの経験値や人生観で今日もまた「書く」を研鑽✊

  • 子どもにモテる魔法! 〜マジックショーの演じ方〜

    マジックにも子育てにも役に立つ!子どもを喜ばせたい全ての大人のためのテキスト。 マジックの場が楽しくなるかどうかはマジシャンの態度で決まります。 これからマジックを始めたい方も、自分のマジックショーをもっと楽しくしたい方も。 子どもにウケるだけじゃなく、子どもと仲良くなって子ども自身の力を引き出す演出法。 子育て施設・地域・ご家庭で、大人と子どもをつなぐ10の原則をお伝えします。 おまけの秘密マジック教室で3つのマジックを動画で学べます。

最近の記事

映像作家を目指していたことを漫画で思い出す

朝からスーパー銭湯で漫画を読み耽っておりました。 まずは『推しの子』の続き。 次に『映像研には手を出すな』の続きを。 そして『映画大好きポンポさん』を1巻から読み直し。 ポンポさんは3巻完結なので短時間で読み直し可能。 3作のストーリー共通点は映像業界のクリエイターの話であること。 どれもクリエイターのエゴが現実(経済)とぶつかることにヒリヒリする。 共通点はもう一つ。全てが映像化されていること。 『推しの子』はテレビアニメに。『映像研』はテレビアニメと実写ドラマ

    • 夫(パパ)のもらったもらってない投稿。 妻(娘)のあげたあげてない投稿。 後者に比べて前者が圧倒的に多い。 このソワソワ感。 そういうとこやぞ。 おじさんの気持ち悪さ。(自分含) 2/14

      • 老害の押し付けかたが不適切 〜JK娘とアラフィフパパ③〜

        「家族4人で同じドラマ見てんの久しぶりやな」 「せやな」 「パパは昭和61年に小六やってん」 「ちょうどやな」 「あの時代めっちゃ覚えてるわ。花は昭和の時代見てどう思うん?」 「どう思うて、おもろいってだけ」 「めちゃくちゃやと思わん?」 「べつに」 「そうなんか。でもな、あのドラマの昭和に怒ってる人いるねん」 「なんで?」 「昭和を美化しすぎっていう人と、あそこまでめちゃくちゃちゃうっていう人がおるねん」 「逆やな」 「そう。逆やけど同じこと言うてんねん。どっちもほんまと

        • いくらAIが進化しても大切な人との心の交流はサボっちゃダメっていう映画

          この映画には大人と子どもが出てくる。 子どもに慣れていない大人と、新しく出会った大人に戸惑っている子ども。 2人は新しい関係を模索する。 この映画にはAI搭載のおもちゃが出てくる。 おもちゃは自身で学習して知識を増やしていく。 周りとの「人間関係」が、人間に追いつき、人間よりも上手くなっていく。 子どもには寄り添い、大人とは交渉する。 下手したら人間の大人と子どもよりも巧みなんじゃないってくらい。 しかしおもちゃは事件を起こす。 その事件をきっかけに大人と子どもは新たな

        映像作家を目指していたことを漫画で思い出す

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        記事

          忙しいという文字は心を亡くすと書くから忙しいという言葉は使わないほうがいいって言いますけど逆だと思うんです

          これは古代からの警告なのですよ。 あんまり忙しくしていると心を亡くすから気をつけやっていう。 その警告を忘れないために忙しい時は忙しいって言うべきだ。 そんな感じでめっちゃ忙しい時に見た2本の映画を貼っておきます。 どっちもめっちゃ面白いので騙されたと思って見てください。 騙されるから。 あ、うそうそ。 ほんまに期待を遥かに超えて面白かった2本です。 ゴジラとかゴールデンカムイみたいな一流映画ばかり見る。 これは毎日寿司とかステーキ食べてるようなもんです。

          忙しいという文字は心を亡くすと書くから忙しいという言葉は使わないほうがいいって言いますけど逆だと思うんです

          原作ものの映像化を楽しんでいる身として

          まずは「誰が悪い」とか「業界のこの構造が悪い」とか断言しない。 僕は無責任ないち観客にすぎない。 僕は無責任な観客で、原作モノの映像化が叩かれるたびに、「なんで叩くだろう?」って不思議に思っていた。 映像化作品が自分にとってどれほど気に入らなかったとしても、それは原作とは別物であり、原作自体にはなんの傷もついてないのに、と。 映画ドラゴンボールエボリューションにツッコミどころしかなくっても漫画ドラゴンボールは素直に面白い。映画ドラゴンクエストユアストーリーがいくら説教くさ

          原作ものの映像化を楽しんでいる身として

          観客が頭空っぽにして楽しめるのは作り手が考え尽くしたおかげである

          えらいものを見てしまったので書く。 令和5年から6年は、ジャンルもの映画の一つの到達点だったんじゃないか。 オタク・マニア・ファンが心酔する最新作が生まれた令和5年から6年。 あれこれ言われながらも愚直に作り続けられたシリーズたち。 うるさがたのオタク・マニア・ファンはこれまでこう言ってきた。 最初のから見ないとわからないよ。 ウルトラマンならマンとセブン、ゴジラなら初代の白黒ゴジラ、ロボットなら鉄人28号とマジンガーZとファーストガンダムとエヴァンゲリオンとグレンラガン

          観客が頭空っぽにして楽しめるのは作り手が考え尽くしたおかげである

          誰がマジシャンを56したか

          「マジシャンを56す言葉をご存知ですか?  見えた・わかった・知ってる、の3つです。  ところで、私はまだ4にたくありません」 内輪や知り合いのパーティや忘年会、砕けた場でのマジックの導入です。 これを言うことでまずは観客にマジックを見る姿勢をやんわり伝えます。 これには理由がありまして。 パーティや忘年会、お酒が入った場は純粋にマジックを楽しむに最適の場ではありません。 お酒で遠慮がなくなって行き過ぎたツッコミをする方もいる。 現象への理解度も下がっているし、参加者の年

          誰がマジシャンを56したか

          この子達について気づいたたったひとつの重要なこと

          がっつりと風邪をひきまして。 普通の風邪で鼻水ドバドバでこんなにティッシュ使用したの久々って感じで。 デスク横のこの子らをぼーっと眺めてたわけです。 でも前々から気になってたことがあって、左の子の襟足。 右の子の黒い襟足の方が格好いい。 でもちょっと待って。 ヘルメットを脱がせてみた。 いや、どっちがキモいんだよ、って話。 人を外観で判定しちゃダメとか、 着飾ればいかようにも誤魔化せるとか、 色々言えるような言えないような。 風邪ひき中に記事を書くとこんな感じになる

          この子達について気づいたたったひとつの重要なこと

          狂ったバランスを取り戻す方法をゴジラ-1.0に学ぶ

          ゴジラ-1.0はゴジラが凄い。ゴジラが怖い。 でも人間ドラマがツッコミどころたくさん。終わりが甘すぎる。 というのが世間の感想の多数派のようだ。僕の初見の感想も同様だった。 それが2度目の鑑賞で前回の記事の感想に変わった。 ゴジラが怖い。ドラマも怖い。 なんてこった!ただただ怖い映画になってしまった。 これでは劇中の浩一のようにPTSDが発症する。フラッシュバックで夜しか眠れなくなった。 それでもゴジラの凄さを見るためにIMAXで3度目の鑑賞。 ゴジラをひたすら見て

          狂ったバランスを取り戻す方法をゴジラ-1.0に学ぶ

          人情ドラマがヌルいと感じた人のために、公開3日目に気づいたゴジラ-1.0の恐ろしさ

          ちょとまて、ゴジラ-1.0って想像以上に恐ろしい映画じゃないか。 初日初回の初鑑賞時は、ゴジラは恐ろしいけれど人間ドラマは甘い映画だと思った。 だけれどもその歪さがいいんだとも書いた。 めっちゃヌルいハッピーエンドだと思った。 海中に沈むゴジラ細胞の復活はお約束で、それが人間ドラマのハッピーエンドに傷をつけることはない。 ところが、2度目の鑑賞でラストシーンの典子の首に蠢く黒いシミに気づいた。 ハッピーエンドがひっくり返った。 さらにもう一つ気づいたことがある。 病室

          人情ドラマがヌルいと感じた人のために、公開3日目に気づいたゴジラ-1.0の恐ろしさ

          ナメていたら噛みつかれた山﨑貴とゴジラ-1.0

          昨日の記事で山﨑貴監督は甘いと書いた。 ゴジラ-1.0はゴジラの怖さとドラマの甘さの両方があるのがいいのだと。 ところが、2回目の鑑賞でその評価はひっくり返った。 僕はクリエイターは基本的にリスペクトするべきだと考えている。 「誰かが貧乏くじ引かなくっちゃならないんだよ!」 予告編にも使われたゴジラ-1.0内の台詞だ。 ゴジラに立ち向かうことも、人気シリーズの続編を作ることも貧乏くじを引くということかもしれない。 どんな映画を作っても、責任のない観客やわかった風な批評

          ナメていたら噛みつかれた山﨑貴とゴジラ-1.0

          山崎貴が苦手な人にこそ観てほしいゴジラ-1.0

          ありがとう。と感謝の言葉をまず述べる。 素晴らしいゴジラ映画を作ってくださって。 そして、国産ゴジラ映画をこんなに個性豊かにしてくださって。 僕は正直なところ、監督が山崎貴さんだということで不安も大きかった。 不安要素は山崎貴演出の特徴にある。僕が特に強く感じる特徴を3つだけ挙げる。 演技の過剰さ、芝居っぽい台詞回し、ストーリーの甘ったるさ。 これらの要素をここではまとめて「甘さ」と書かせてもらう。 この甘さは、苦手な人はとことん苦手だ。 ハマるときはハマるし、滑る時

          山崎貴が苦手な人にこそ観てほしいゴジラ-1.0

          アニメと特撮と多様性と頑固 〜JK娘とアラフィフパパ②〜

          「花、プリキュアの映画何回観にいったん?」 「パパと最初に行ってからあと1回しか見てへんよ。テスト終わったら3回目行くわ」 「よー観るな」 「パパはシン仮面ライダー何回行ったんよ」 「…7回」 「全然花のこと言われへんやん!」 「せやな。でも高校生で同じ映画3回はパパ行ってへんかったで」 「関係ないし」 「なんで3回も映画館行こうと思たん?」 「いや、画面の情報量すごいやん。77人のプリキュアが一画面に映るとこ」 「あれは確かにすごかったな」 「大画面で何回も見んとな、全部

          アニメと特撮と多様性と頑固 〜JK娘とアラフィフパパ②〜

          映画で学ぶ人、学ばない人 〜JK娘とアラフィフパパ①〜

          「パパ、私な、youtubeのコメント欄とかツイッターのリプとかあんまり読まへんねん」 「なんで?」 「けっこうみんなアホなこと書いてるから」 「何がアホなん?」 「出てる人とか書いてる人にブサイクやとかそれはアカンとかもっとこうしたほうがええとか」 「ああ、気楽に人にダメ出しするコメントな」 「せやねん。私が好きなクリエイターにおもろないとか書かれてんの嫌やねん」 「パパもそれは嫌やなぁ」 「推しの子でもあったやん。誹謗中傷で自殺(未遂)するタレントの話」 「(アニメの)

          映画で学ぶ人、学ばない人 〜JK娘とアラフィフパパ①〜

          君たちはどう生きるかで観客全員が固唾を飲んだのはなぜか

          【君たちはどう生きるか】 初日に観ました。 どうしても、他人の感想が耳に入る前に観たくって。 事前広告がポスター1枚だけ。 情報何もなし。 舞台設定も主人公もお話も何にもわからない。 それなのにそれなりに埋まっている客席。 平日夕方なのに。 さらに、年齢層が小学生から高齢者まで幅広い。 全員が何にもわからないから、固唾を飲んで見守った2時間。 こんな空気の映画館も、こんな映画体験も初めてです。 終わった後のザワザワも。 感想とネタバレを一言ずつ。 感想 は

          君たちはどう生きるかで観客全員が固唾を飲んだのはなぜか