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家庭料理のハードルを下げる【おうちごはん】

書くンジャーズ3月4週目のお題は【おうちごはん】。
拙著『主夫業のススメ』から再録します。
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家庭料理のハードルを下げる

料理が苦手な主夫の意見。
日本の家庭料理は立派すぎる。
和食・洋食・中華はもちろん、世界各国のバラエティー豊かな料理が毎晩食卓に並ぶ。
しかも何品も。

その多くは家庭の妻・母親という立場の女性が作ってる。
すごいぜ。日本の女性!
その結果、日本の「標準的な」家庭料理のハードルは異様に高くなっている。
そのため、多くの男性は家庭料理をしたくても手をこまねくか、そば打ちや本格スパイスカレーやアヒージョ(!)などの「非・家庭料理」に走ってしまう。

僕が気楽に料理をしているコツ。それは、高いハードルを越えようとしないこと。
ということで、家族に作るお気軽夕食のとっかかりを紹介。

おすすめは味噌汁から。
本だし入れて、適当な野菜を入れて、沸騰したら味噌をとく。
以上。
豚バラとゴボウと人参をいれたら豚汁になる。
だしと味噌の代わりにコンソメを入れればスープになる。

次にカレーとシチュー。
ルーの箱に書いてある通りに材料を準備。箱に書いてある通りに作れば美味しくできる。

さらに定番の肉じゃが。
クックパッドで検索。 出てきたレシピのなかで、いちばん簡単そうなのを作ればいい。

もうひとつ、料理初心者へのオススメは「焼き魚」。
魚を焼くだけ。
タンパクやらカルシウムやらDHAやらの栄養満点らしい。
子どもの箸使いも上手くなる。

野菜不足が気になるなら味噌汁にいっぱい入れとく。
それで物足りなければキュウリ斜め切りか、キャベツざく切りか、ブロッコリーを茹でる。
色が気になったらプチトマトを。ハムを散らすのもいい。
これ五種盛ったりなんかしたらもう、立派なサラダ!
ドレッシングはお好みで。

これでウチの子どもたちは夕食に文句言わないし、今のところ健康です。
(妻は文句はいうけど健康です)

で、これすら面倒くさい日は、レトルト・ほか弁・セルフうどん屋。

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主夫業のススメ: 家族のカタチを柔軟にするコラム55 (主夫の友社)


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