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クラスジャパンのミッションの真意

クラスジャパンのミッションについて昨日、理事メンバーと深夜まで協議しました。クラスジャパンは全国にいる小・中学生の不登校の子どもたちでフリースクールなどにも通えていない完全にひきこもっている子たち向けに学習機会や段階的に学校以外にも通える(適応指導教室、もしくは地域の公民館で様々な人と出会う)ことを目指すために動き始めたプロジェクトで僕自身もこれまで関われなかった小・中学生と自治体と連携して動けると思い、理事を勤めています。
 
ただ、ミッションについて「日本全国の不登校者全員の教育に取り組み 通学していた学校に戻す」と書いていました。特に「通学していた学校に戻す」という言葉は、僕にとって痛烈に自分の仕事も否定されるような想いを受けました。僕は作成プロセスに関わっておらず、先日自分でウェブサイトを見たときに驚いて、財団内部でこのミッションを取り下げた方がいいとすぐに働きかけました。あと、現状のミッションの真意を発表した方がいいと働きかけました。
 
昨日理事メンバーで話し合ったのがこちらになります。もし疑問に思われていらっしゃる方があれはぜひお読みください。


クラスジャパンのミッションに関しての真意

 
すでに様々なNPOの関係者から懸念が上がっていたので、ここで報告したいと思いました。実際に理事としても思ったのはガバナンスの問題が大きくあったと思います。ミッション作成プロセスに、関係者が関わっていなかったのはもちろん、「ミッション」という言葉の意味も理事同士での捉え方が違ったように思います。そのあたりは軌道修正して意思決定など体制を整えて動いていきます。
 
でも、クラスジャパンの事業自体の可能性は大きいと思っています。今まで関われてこなかった学校に行けていない小・中学生に向けて行政と企業と一緒に連携して動いて行くことができるモデルはなかなかありませんでした。その点は僕自身も賛同しているからこそ、軌道修正してしっかり動くことができれば理事として関わり続けたいと思っています。
 
財団としての新たなミッションも財団のプロセスを経て、今後再度作り直すことになると思うので、それを策定して動いていきます。これからもよろしくお願いします。

一般財団法人 クラスジャパン教育機構

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