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ほっとするところ

 今日も今日とてせっせとバランスボールを2段重ねにしてばふっと覆い被さり深呼吸。
時間にゆとりがあったのでほぼフルコース(といっても30分もかからないです)肋骨と足の調整までできました。
調整した後はなんとも形容し難い感覚なのですが、緩んだといってもだらりと緩んだわけではなく軽いんだけれども軽いだけではないし。。。

「何もしなくても立ってるじゃん」が一番近いですかね。
空気で浮き上がっていく体が常にあるというか。特にビキニラインがシューッと上げられているのです、笑ってしまうほどに。ここが一番顕著かも。

実はこの感覚は以前にも味わったことがあって、
何年か前にボディワークをしてもらったとき、筋肉など近くてリアルに感じている体と、自分の脳がコントロールしていない遠い体があって、その遠い体の感覚を降ろしてくれるボディワークだったのですが、
遠くの体のイメージとしてあげてくれたのがパチンコ屋さんの前などにある空気で膨らんで揺れている人形でした。人の体は自力だけで立っているのではない。周りの空気のようなものとともにあるというのです。
感覚的な話で伝わりにくいとは思うのですが、体を動かすのは自力だけしかないというのは意外と思い込みかもしれないです。

私が毎日やっているセルフケアもマジカルボディトリートメントも胸椎後弯の回復のためにボールに乗るところから取り掛かるのですが、
だいぶ肩甲骨周りが動くようになってきた今日、ボールから降りてまず手が入ったのが鎖骨の下でした。それもほっと安心する感覚を伴って。

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これです。安堵、安心、ほっとする。何にというわけではないのです。特に心配事を抱えているわけではないので。
「鎖骨の下を楽にして」
呼吸の指導の時によくこの言葉をかけていましたが、背中が張っていたら、もしくは肩甲骨周りが固まっていたら土台無理な話だったのですね。意識してもできないはずでした。
こんなにほっとできていなかったのか。
ほっとできていないという精神状態が先か体が凝っていたからが先かはわかりませんが、
その凝り固まった体の状態が心の不安、漠然とした不安という気分を引き出すこともあると思うのです。

マジカルボディトリートメントのあと参加者の方の表情がぱあっと明るくなるのはこういうわけなんですね。



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