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【開業に向けて_その2】横のつながりの大切さ

現在2024年6月1日の開業に向けて準備を進めています。
その中で、あくまで私のケースですが、開業に向けてどのような準備・手順を踏んでいるのか、シェアしてみようと思います。
何かご参考になれば幸いです。

独立を決めた経緯や理由はこちらの投稿に書いていますので
よろしければ見てみてください。

今回は「横のつながりの大切さ」です。

組織ではなくなることの意味


組織に所属していると、知らない間にその恩恵を受けているものです。
誰かが営業して仕事をとってきてくれる、実務ノウハウを教えてくれる、人事・福利厚生は充実している…

これが独立するとなると急になくなり、いかに自分が組織にバックアップしてもらいながら仕事をしていたかがよくわかります。

私の開業はこれからですが、準備を進めている過程でこのことを強く実感しつつあります。

つまり、今まで組織がやってくれていたことを今後は自分で対処していかなければいけなくなる、ということです。

この意識がないまま飛び出すと、どうしていいかわからず、独立市場という大海で溺れかねませんよね。

独立は、この無意識をどう意識できるか、がカギです。

助けを求められる環境を


では独立にあたってこの点をどうカバーしていくか。
それには、すでに同様の経験のある人といかにつながりを持てるか、がポイントになります。

会計士として組織に勤務していると、定期的に「退職のご報告」というメールが部署全体に流れますよね?

普通はこれを見て「ああ、この人も独立するんだなぁ、頑張ってるなぁ」という程度の感想で終わると思います。

ところが、もし自分が独立したとき、こういった方々は自分よりも先に独立の経験を積むわけです。いわば独立に関しては「先輩」です。

このすでに経験値を持っている方、もしくはこれから持つであろう方とのつながりがあるかないかが、今後の自分の業務に大きな影響を及ぼします。

  • 開業の手続はどうやったりいいのか?

  • どうやって仕事をとっているのか?

  • 報酬はどう決めているか?

  • 会計ソフトは使うべきか?使うなら何かがいいか?

  • 事務所はどうするか?

これらは実際にやってみないとわからないことも多く、経験がものをいうところも大きいです。

この点をカバーするためにも私は、過去の「退職のご報告」メールをさかのぼり、独立予定の方でつながれそうな方の退職後連絡先を教えていただくなどして、困ったら相談できる横のつながりを少しでも多く持つようにしました。

そのおかげで、最終出勤後すぐは週2~3回のペースで飲み会しています笑(飲み会である必要性はないんですけどね)

そのうちの一つのつながりで、すでにコンサル会社を経営されている役員の方をご紹介いただけたので、お会いするアポイントを取ることができました。

人は相互依存しながら生きている


「独立」というとなんでも1人でこなすというイメージですが、社会に属している以上は社会とのかかわりの中で生きていくことになります。

1人で生きているように思えても、その裏ではいろいろな方のお世話になっています。

私は、今まであまり関わることのなかったタイプの方とも、今後は積極的にご縁を持っていきたいと考えています(もちろん誰でもウェルカムではないですが)。

自分の知らない世界を知ることって、楽しいので。

もし独立をぼんやりでも考えているのであれば、普段何気なく見ている「退職のご報告」をメールを、違う視点で捉えてみてはいかがでしょうか。

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