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スポーツカーシリーズNo.81を作る①

プラモデルの積み品チェックをしていたところデカールがやばそうなものがあったので久しぶりにプラモデルの制作記事を書いてみたいと思います。


1989年製タミヤのプラスチックキット

パケ絵面の状態はすこぶる良好ですが流石に30年以上のキットゆえ取説の焼け具合が古紙並みです。このキットは友人から譲り受けたもので外装の具合からはとても管理の行き届いた環境であったと想定されます。当時価格は1,000円(税別)。お情け程度に若干のディテールが施されているキットです。

開封したところ

タミヤの旧キットといえば箱の内側にラインナップが印刷されていたり賑やかな箱のイメージがありますが、この頃のキットは内箱もシンプルですね。


ぱっと見デカールは痛みが少ないように見えるが、、、

デカールは経年に比べて黄ばみもなくて良好!、、、と言うのは冗談でかなり応変が進んでおりましたので天日干しをして黄ばみを少し緩和してあります。

古いデカールは太陽光で黄変が改善することがある

単純に紫外線を当てれば良いようですがUVライトだと逆に焼け過ぎてしまうことがあるようで太陽光で取り除くのが良いみたいです。私の場合はチャック袋に入れてダイレクトに透過しないようにマイルドな焼き心地?になるようにやっています。


タイヤの状態はどうか

経年変化で気をつけたいのはデカール以外にもあります。それがゴムタイヤ。保管状態やパッケージの状態、そもそもの材質の如何によって加水分解を起こして溶けることがあるからです。私も過去に同社の絶版キットで未開封の袋の中で加水分解をしているタイヤをいくつも経験しています。最近では3Dプリンターの普及によってタイヤもレジン製に置き換えたりできるようになりましたが、当時は絶版キットではここも重要視されるポイントでした。このキットは今のところ大丈夫そうです。

次回から組み立て塗装を進めていきたいと思います。


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