太り続ける愛犬
可愛い次女(犬)
我が家に彼女が来て早1年。我が家には猫もいるのだが猫はパートナー、犬は子のような感覚。この違いはなんだろうと観察し続けて分かったことは犬は(特にトイプー)感情が表情によく出て人間くささがあり、猫は感情が表情には出にくく、いつもすまし顔でシュッとしている。
この子がまだ子犬の頃、私は危ないくらい溺愛していた。
彼女の好物はパン。
すごく欲しがる。
この子は食べている時もまた、人間ぽく食べる。口に入れてニコニコしながらモグモグと噛む姿は人間そのもの。その姿が可愛すぎて、私はパンを焼いていた。
ある日ふと、ソファで爆睡している犬を見て、もうパンはダメだと思った。
ある日の動物病院で勇気を出して聞いてみた。現実を受け止める為。
「先生、この子の体重大丈夫ですか?」
「えっと、4.3キロ。デブですね。」
ちょっとぽっちゃりとか、ちょっと太っちゃったとか、そういう感じじゃなくて「デブ」
毛が伸びたからそう見えるだけとかそういうんじゃなくて「デブ」
娘よ、ごめん。あの優しい先生が一枚のオブラートにも包めないくらい、母さんはあなたを太らせてしまった。
でもあなたの食べる姿が見たい!!!😂あげたいけどダメ。そんな気持ちを察してか、彼女は私の膝に顎を乗せ上目遣いで見上げてくる。さすが賢さ全犬種2位のプードルよ。
彼女は今日も美味しそうにごはんを食べる。ニコニコモグモグとそれはそれは幸せそうに。
流行りの歌の歌詞に「究極のアイドル」というフレーズがあるのだが、長女(人間)がそれを「究極のトイプー」と替え歌にして歌う気持ちがわかりすぎる。
母さんは必ずあなたのために太らないパンを作るよ。
#また太るんです
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