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そうだ、Chicken Riceの話をしよう、その3~美食の都イポーにて

愛してやまないマレーシアごはんの中でも更に愛してやまないごはんがあります。

チキンライス、Chicken Rice、鶏飯、でございます。

私のチキンライスに対する想いを書き連ねて第三夜。




チキンライスってね…

くどいようですが、「地球の歩き方 マレーシア・ブルネイ 2019~2020年度版」から。

海南チキンライス Hainan Chicken Rice
鶏をまるごと茹で、その茹で汁で炊いたご飯に、鶏を添えて食べる。ソースをかけた鶏はとてもジューシー。

日本でよく食される、「トマトケチャップで味付けされた鶏肉とごはんの炒め物」の話ではありませんのでご注意ください。


3日目の今日は、これこそ私個人の勝手な分類、イポー系をお届け。



イポー系

クアラルンプールから約200km程北上したところに、この街はあります。
ペラ州の州都、イポーです。

クアラルンプール、ジョホールバルに次いで人口の多い都市であり、またクアラルンプールとペナン島とのおおよそ中間に位置するため、交通の要でもあります。
キンタ渓谷からマレーシアを代表するスズが採掘されるようになってから人口が増え、特に中華系マレーシア人が多数住む街となりました。

郊外には石灰質の岩山があり、ここで磨かれたミネラルたっぷりの天然水のおかげか、美食の街として知られています。とりわけチキンライスとそのお供であるもやし。
であるからして、イポー、アルファベット表記だとIpoh、漢字表記だと怡保と名の付くレストランのなーんと多いことか。以前弊社に赴任されていた方に「わざわざイポーにまで行く必要ある?」と言わしめる程には。


とは言えご当地グルメ、ご当地でたべたいよねぇ。



Ong Kee Bean Sprouts Chicken Restaurant, 安記芽菜鶏沙河粉

1回目の赴任となる3、4年前、たった1年の赴任期間中に合計3回はイポーを訪れましたが、その度に行きました笑
2回目となる今回はイポーですら未踏なのですが、帰任前にもう1度は行っておきたいところ。叶うかどうかはCOVID-19次第なのが悲しいですね。


店構えはこんな感じです。

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では、チキンライス(の写真)をご堪能くださいませ。

じゃじゃーん

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イポー地鶏?なのか、もう照り照りツヤツヤ。見るからにジューシー。
( ̄┐ ̄)


もちろんもやしはmustですよ。

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日本で見かけるのとは違い、短め・太めなのが特徴でしょうか。


…本当は、向かいのLou Wong, 老黄芽菜鶏がチキンライス&もやしをコンビとして売り出し、大人気となった有名店です。そこをわざと外す天邪鬼な私。忍笑




ではでは、クアラルンプールに戻って参りまして。


Ipoh Kuey Teow Tauge & Ayam, 怡保正宗芽菜鶏沙河粉

最近よく見かけますこの、ニワトリがthumbs upしてる看板。
ちなみにマレー語でTauge = もやしです。


イポー系、胡椒っぽい謎の粉がかかっていることが多いんですよね。この写真だと赤い唐辛子の上辺りにチラリと。
そして、パクチー。

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大丈夫、美味しいですからパクチーから逃げないで!とっても風味豊かで、日本でたべるものと大違いですよ。
(どうしても無理なら入れるなアピールをしましょう)



New Ipoh Nga Choy Chicken Rice 1977, 新怡保鶏飯店

Google Maps上名前が一定でないのが悩ましいですが、あちこちに支店があるようです。”New Ipoh”もしくは”1977”が含まれてればここだと考えるようにしています。


活動制限令中、お持ち帰りにしてみた結果はこちら。
何故か赤いチリをふたつも…笑

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若干アブラギッシュなところは否めませんが、もやしのシャキシャキ感、鶏のもっちり感は健在。


Before COVID-19, お店で頼んでみたら。
こうやって、大人数で分け合うのが楽しいですよね。
おそらく3、4人前かと思われます。

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ちなみにこれは、マレーシアに出張したときのランチでの一コマ。こんな風に食事が摂れる日が、遠からず来るといいなぁ。





以上、イポー系チキンライスをお送りしました。
明日は番外編。マレーシア以外でチキンライスがたべられる国とは?
あっちやこっちや…ふふふ、いろいろ思い浮かびますよね?


おたのしみに。



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