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ただいま東京 (Day8)

遅めの夏季休暇を取って国外逃亡を続けてきたけども、遂に8日目、最終日。涙
7日目以前の記録はこちらです。

最終日は移動のみ(バリ⇒クアラルンプール⇒羽田)のため、旅のまとめで済むと考えていたが、そうは問屋が卸さない。イベント満載だったので記録しておく。総括はまた後日にしよう。






没収

早朝7時のフライトに備え、前日よりバリはデンパサール国際空港内のカプセルホテルで宿を取った。

客室は男女兼用だったもののカプセルのため、さしたる不都合はないし、翌朝早起きの緊張感故か眠りは浅かったけど、横になれたのもよかった。
もちろんシャワー・トイレは共同(これはもちろん男女別)ではあったが定期的に清掃が入るのか、通常のドミトリーなんかに比べたら快適に使うことができた。
それより、たっぷりのお湯でシャワーを浴びられることの尊さ…
(前日、水のみで済ませた様子はこちら)

更に更に、一歩踏み出せばもうそこは国際空港、上の階が出国ゲート。
あまりの利便性に震えながら一路、エアアジアのチェックインカウンターを目指す。
(若干遠いので、ご注意ください)


朝5時のチェックインにもかかわらずごった返している。自分の番が回って来たとき、いつもとは違うことを地上職員のお兄さんに言われた。

■このキャリーバッグは預入れできませんので、機内持込みでお願いします。

黒リュックと、機内持込みサイズの赤キャリーバッグの二刀流が、私の海外旅行での定番荷物である。今回の旅は、overweight代を支払ってでも赤キャリーはチェックインカウンターで預かってもらっていたのだけど、バリ⇒クアラルンプールはどうやらダメらしい。はて?なんで?
ただ、クアラルンプールで乗り換えることを考えると、ロストバゲージも嫌やし手元にあった方が安心かもな?とあまり深く追求はせず、受け入れた。が、これが後々の悲劇をもたらす。

■予約番号が別なので、改めてチェックインし直す必要があります。

この日はバリからクアラルンプールへ飛んで、4時間程した後、クアラルンプールから羽田へ向かう便を予約していた。が、一続きではなくバラバラで予約してしまっており、クアラルンプール⇒羽田の航空券が発券できないらしい。え、どゆこと…


微妙な不安を覚えつつもチェックインを済ませ、向かうは手荷物検査。
そこで第一のアクシデントが待ち受けていた。



”Open?”
赤キャリーが手荷物検査を潜り抜けたときに、女性係員から尋ねられた。抗う必要もないしYesと答える。
”Jam?”
は、ジャム?んなもん入れてないけど…

と、はたと気づく。

サンバルソース。
しかもマレーシアの時の首相ですら訪れる超絶有名店、Village Park Restaurantのやつ。


スーパーで見つけたときこれわ!!!(゚∀゚)と2瓶買い込み、ずーっと旅を共にしてきた自分みやげである。



ま、まさか…

はい、そのまさか。



100ml以上ある液体状のものは機内持込み不可。
こちら225gなり。



えーーーーーーーーーー(''Д'')(''Д'')(''Д'')(''Д'')(''Д'')
いやいやいやいや開封してへんし、これ買いに来たようなもんよ?
このルールがすっかり頭から抜けてた自分が悪いのだが、若干抵抗を試みるも。

”Do you like spicy food?”
”Yessssssssssssssssssssss!!!!!”
”I'm so sorry”
"…"


こうして、一緒に旅してきたサンバルソース2瓶と、唐突な別離を迎えましたとさ。滂沱の涙。



トランジットやっぱ無理

こっちは薄々予想していたが。
結局、乗り換えるための航空券を持ってなかったので突破できず。わざわざマレーシアに入国後再度、出国することとなった。ふー、次の便まで4時間空けておいて正解だったぜ…
ただ入国後数時間で出国、ってのが不振に思われないかちょっと不安で、イミグレでたむろってた係員のにーちゃん2人組に確認してみた。それしかないよね、という回答。

まーしかし、怪我の功名とでも言うのか、入国しておいてよかったんである。


一つ、バリで没収されたサンバルソースを買い戻せた!

マレーシアに入国でき、しかも時間があることを考えたときに真っ先に浮かんだのは、サンバルソースを取り戻すこと。こっからGrabタクシーぶっ飛ばせばできるんでは?

ん、待てよ?

(゚д゚)!

同じスーパーが、KLIA2に入ってたはず!!!

なんと、再び手中に収めることができた。
なーにやってんやろ自分。苦笑


一つ、Thai Odysseyで足つぼマッサージ!

もうひとつやっておきたいことがあった。
マッサージ。
本来なら、マレーシアはトランジットのみであり、東ティモールなりバリなりで済ませておきたかったのに、カケラも見当たらなかったのだ。くすん。

ん、待てよ?

(゚д゚)!

Thai Odysseyが、KLIA2にあるはず!!!

たった30分の足つぼマッサージではあったが、至高の時間を過ごすことができた。

あーもう、何でもあるKLIA2大好きさ❤️



…からの、まさかの

再出国は滞りなく進めることができた。数時間足らずの出入国でもイチャモンつけられることもなく。で、搭乗時刻になり羽田便に乗り込み、飛び立つときを待つ。待つ。待つ。


待つ待つ待つ…

???

日本行きだけあって、日本人客室乗務員も同乗してらっしゃって、日本語のアナウンスが流れる。

「機長の指示により、別の機体にお乗り換えいただくことになりました」

は、えーーーーー?!!
せっかく乗ったのにかぇ?
機体に異常があったとして、そんな状態で無理矢理飛んで事故るよりはずっとマシやけども…


自分史上、ひさっしぶりのflight delayである。
前回は、まだマレーシアに研修生待遇で暮らしていたときのホーチミン行きやったか。同じくエアアジア。

あぁいったい何時に飛ぶの…
何時に羽田着くの…
確実に終電越えるやんね…
(-_-)zzz




はい、案の定。
羽田帰着は日付を跨いだ12時半ごろ。




自宅へはタクシー使って2時過ぎに到着。


日本のタクシーに関しては、物申したい気持ちはやまやまやけども、運転手さんが正直でおもしろい方やったので許す。


ひとまずお疲れさま。もう眠ろう…


総括につづく…かな

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