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乳がん記録 #34 術後半年検診


術後半年検診へ

2023年12月13日。久々の投稿。
術後4ヶ月を過ぎたあたりからあまり変化がなくなり、書くことが少なくなってきたので、すっかりご無沙汰してしまった。
最近は、ホルモン療法による副作用はありつつも体調はすこぶる良く、仕事も家事も遊びも手術前とほぼ変わらずにできるようになってきた。
再建した乳房や手術痕は随分柔らかくなり、脇の下や背中に感じていた「板付き感」や「ツッパリ感」も無くなった。
重いものを持ち上げたりすると、「ここに広背筋がいるよ!」と主張するかの如く右胸にピクッと力が入るのだが、その違和感にも慣れてきて、ちょっとした力仕事くらいなら出来るようになったし、体力もすっかり戻って、(あまり良くないけど)仕事でも多少の無理はきくようになった。

そして今日は術後半年の検診を受けに、3ヶ月ぶりに乳腺クリニックへ。
今回行った検査は、

・触診
・左右乳房のエコー検査
・子宮体癌のエコー検査

の3つ。
3つとも「特に問題なし!」という良い結果だった。
エコー検査の間、「リンパや左乳房に転移してたらどうしよう・・・」と不安な気持ちにもなったが、とりあえずひと安心。
左乳房のマンモグラフィーと血液検査は術後1年でやるとのこと。

再建した乳房は半年かけて少し小さくなったけど、先生からは「どっちを再建したのか、見た目だけだと全く分からないですね。すごく自然で綺麗」と褒めてもらい、綺麗にしてくれたのは形成の先生なのに自分の成果のように嬉しくなってしまった。

子宮体癌の検査

ホルモン治療で飲んでいるタモキシフェンには「子宮体癌のリスクが少し上がる」という副作用があるため、今回子宮体癌の検査もしてもらった。
子宮「頸」癌の検査は年に一度の定期検診でやれるけど、子宮体癌の検査は婦人科でやって貰わなくてはならない。
通っているクリニックには乳腺科だけでなく婦人科もあるので、両方予約して同じ日に検査をすることにした。

「子宮体癌の検査はちょっと痛いですよ」と言われ、「え〜!そうなんだ!」とちょっと怯む。
定期検診でやる子宮頸癌検査くらいのイメージだったが、もっと痛いらしい。
でも、ここまで来たらやって貰わなければ、と覚悟を決めたのだが、なんと「タモキシフェンによる閉経のせいで子宮が収縮し、子宮の入り口が塞がってしまっているので、検査器具が入らない」という事態に。
これ、閉経後の女性ではよくあることらしい。
なんだろう。なんだか軽くショック。
とうわけで、結局細胞診はできず、エコー検査だけになった。
まあ、できないものは仕方ないので、これからは半年ごとにエコー検査をしましょう、ということになった。
(ちなみに子宮のエコー検査は体の表面からではなく、体内に器具を入れてやります)

タモキシフェンの副作用について

そして今回、タモキシフェンの副作用についても相談した。
私が感じている主な副作用は

・ホットフラッシュ
・不眠(夜中にホットフラッシュで何度も目が覚める)
・肩こり(夜中に目が覚めるくらい痛い時がある)
・肌の衰え(シミやシワが増えた!けど、単に年齢のせいなのかも)

と、いわゆる更年期障害の症状。
どれも辛いと言えば辛いけど、我慢できないようなものではない。
「漢方薬、飲んでみます?」と聞かれるも、薬はあまり増やしたくない気もするし、1日3回服用って結構面倒だな〜と思ってしまう。
すごく効くならいいけど、そんなに変わらないなら飲まなくてもいいかも・・・と悩んでいたら、「まずは10日間くらい、試しに飲んでみましょう!」と提案してくれた。
処方された漢方は更年期障害の定番「加味逍遙散」。
明日からしばらく飲んでみよう。
効果あるといいな。

そして、来週は3ヶ月ぶりの形成外科の受診も待っている。
ここまで順調に来られたことを、形成の先生に改めてお礼を言いたい。


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