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血流が悪いから血流を良くするのではなく、なぜ血流が悪いのか?を考えよう!

漢方相談で「血流を良くしたい」という方が多いのですが、「これ飲んだら血流良くなりますよ!」なんてものはないのです…。

そんなものがあったら、世の中から肩こりや片頭痛がなくなっているはず。

考えないといけないことは、「なぜ血流が悪いのか?」ということ。

悪くなるには、必ず原因があるのです。
それを見ずに「治る方法」を探しても、繰り返すだけなんです。

血流が悪くなると、目の下のクマ、肩こり、頭痛、生理痛だけでなく、腫瘍や悪性腫瘍(がん)にもなるんです。

手術でがんを取り除いたとしても、そのがんを作った原因が変わらなければ、高い確率で再発してしまいます…。

そこに「あったもの」を取ることも大事ですが、「そもそも、なぜできたの?」ということが大事ですよね。

血流について、考えてみましょう!


目次




かなり凹んだ夜

神戸市中央区の漢方薬店で、漢方カウンセラーとして診断して10年。
「本物の中医学」で薬膳を伝えて15年。
10000人以上に中医学で心を笑顔にしてきた池田のりこです。

薬膳のセミナー、講演、企業様での研修、漢方薬のカウンセリング、レストランの薬膳監修などをしています。

今日は朝から大忙しでしたー!
想定の範囲内でしたが…

そりゃね、月末に休んだし、月初は何かとやることあるし、新しい講座は開口するし、講演会はあるし…じゃ、忙しいに決まってます。

退社が21時を過ぎると食事ができるお店も減るし、奈良に旅行に行っていたので食べるものがなにもなく…。

インディアメーラーで買っておいたインドのレトルトカレーを食べることにしました。

体に悪そうなものが少なかったので、非常食として置いていたんです。

まさに、今日は非常事態宣言!(笑)

美味しかったぁ~!!
しあわせ~!!

と思った瞬間に撃沈しました…。

ワインが…ない…。
この私が…家に一本もワインが…ない…。

昨日、飲んでしまったんだった…。
もーーー!!凹む…。


血流とは

血流とは何の関係もない前置きでしたが…
ここからが本題です。

血流とは、「血が流れること」です。

流れるときって、どんな条件があると思いますか?

まず、血の量が必要です。
量が少なかったら、途中で止まってしまいます…。

でも、量があればOK!というわけでもないんです。

血は液体で、勝手に動くことができません。
唯一できるのは、上から下に流れること…。

運んでくれる人が必要です。
それが、「気」。

気がスムーズにめぐっていれば、血もめぐってくれます。

血の量と気のめぐりが大切なんですよね!

そして、もうひとつ。
ほどよく温かいこと。

寒いとギュッと縮むので、血管も縮んでめぐりが悪くなります。

熱すぎると煮詰められて、ドロドロになります…。

「ほどよく」が大事なんです!


血流を良くするために笑う!

毎日笑っていると、血流が良くなります!
と言うと、「なんだそれ…」と言われそうですが、本当なんです!

血の量をコントロールしているのも、気のめぐりを整えてるのも、「肝」という内臓さんがしています。

これは肝臓ではなくて、肝というお仕事やシステムのこと。
中医学独特の考え方です。

この肝くん、忙しくなったり緊張度が高まってくると、鼻息が荒くなります。

とっても気の強い内臓なので、オラオラ~なのです。

つまり、ストレスを強く感じると誤作動を起こしてしまうのです…。

血の量?!知らん!!
気のめぐり?!知らん!!!
となってしまいます…。

肝くんが暴れだすと、なんにもしていない脾ちゃんに八つ当たりします。
そして、脾ちゃんがスネます…。

脾というのは、脾臓ではなくて消化吸収システムのことで、食べ物を消化して体に必要な栄養を作る製造工場のお仕事をしています。

脾ちゃんが「もうヤダーーー!!お仕事しないーーー!!」と言うと、体に必要なもの(特に気)を作ってくれません。

気は内臓を動かすときにも必要です。

つまり、肝くんがストレスで暴れだすと、脾ちゃんが八つ当たりされて働かくなって、まわりの内臓さんたちも「気がなければ動けないよぉ…」と大きく体のバランスが乱れるのです。

イライラしていませんか?
プンプン怒っていませんか?
眉間にシワを寄せていませんか?
歯を食いしばっていませんか?

内臓界の世界平和のために、ゆるっとしましょう。

だから、笑ってるといいんです。


食べ物と漢方薬で整える

血流が悪いと、良いことなんてひとつもありません…。

「なんで私が…。突然がんになって信じられない…」と言われる方が多いです。

分かります…
ショックですよね。

でも、それは突然ではなくて、必ず原因があるんです。

忙しくしていませんでしたか?
なにかに必死になっていませんでしたか?
「~すべき」と自分にも他人にも厳しくしていませんでしたか?
「あの人のせいで…」と憎しみの気持ちを持ち続けていませんでしたか?
嫌なことをしていませんでしたか?
がんばりすぎていませんでしたか?
添加物が多いものや外食が多くありませんでしたか?
シャンプーや歯磨き粉などの経皮毒を意識していましたか?

ストレスがいちばん良くないのですが、添加物や体に良くないものを摂取していても、血流は悪くなります。

中医学や薬膳の知識で自分の体に必要なものを選んで、添加物や体に悪いものは選ばず、交感神経と副交感神経のバランスを保ちながら、笑って過ごすのがいちばんだと思っています。

私は診断ができるプロですが、最近は商品添加物や分子栄養学の勉強もしていて、いろいろな角度から整える方法を見ています。

血流が悪いと、舌の裏の紫色の筋がボコボコしたり、枝分かれしたり、太すぎたり、細すぎたり、真っ直ぐではなく曲がっていたりします。

ちょっと見にくいですが、鏡で見てみてください。

もし舌の裏の筋がまっすぐキレイでなければ、血流が悪いですよ。

気になる方は、ご相談下さい。

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血管をキレイにして血流を良くして、毎日を笑顔で過ごしたいですね。

子宮内膜症で苦しんでいた30代は、本当にひどい瘀血(血流が悪い状態)でした。

毎晩痛過ぎてのたうち回って、意識を失って寝る…ということを繰り返していました。

腫瘍もできました…
本当に辛かったです。
こんな思いは誰にもしてほしくないです…。

だからこそ、血流を整えて欲しいと思うんです。

正直なところ、整えるのにすごく時間が掛かります。

私はひどかったので、3年掛かりました。
でも、治療をして良かったです!

漢方薬も薬膳も薬膳茶もカウンセリングは私がします。

気になることがあれば、ご相談下さいね。

それでは、明日も心と体とご機嫌を整えて、笑顔で過ごしましょ~♪


おしまい。


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