見出し画像

あなたのままで良いんだよって言われる度に、「は?」と思っていた話

このタイトル書いて思ったけど、すごいファイティングポーズ…苦笑
いや、うん…まだまだ全方位と戦っていた頃の話なので…。

人生の課題全部やってきた期の到来

今のメンターと出会ったのが、2年半くらい前。
その頃の私は「もっと幸せになりたい」と朝活を始めて、「私、変わり始めた!」とドヤドヤしたのに、「なんだかやっぱりモヤモヤする」と思いながら毎日過ごしていた。

後にメンターになる人に個人セッションしてもらったら、「99%他人軸」って言われて「ぎゃー!私が生きづらい理由ってそこだったの!?」とわかり始めた矢先に、娘が学校行かなくなった…。
という「諸々人生生き直し案件」満載で、人生の向き合う課題全部やってきた期を迎えたのだ。

当然ながら、一番の問題は娘の行き渋りで。
「学校とは当然行くべき場所」であり「多少の嫌なことは我慢するのが世の常」と思っていた私には、まさに晴天の霹靂だったのだ。
当然、然るべき理由もないのに学校に行かないということが私に許せるはずもなく…。
まさに私は絵に描いたような「鬼母」になっていた。

理想と現実の大きなギャップに絶望した

「こんなお母さんになりたくなかったのに…」
と思う私と
「学校に行かないなんて許さない(許せないじゃなくて、許さない)」
と思う私が毎日闘って、
メンターに「なぜそう思うの?」と聞かれては自分と向き合って、大袈裟じゃなく毎日毎日本当に泣いて暮らしていた。

それくらい、私と娘の関係は悲惨だった。
「行きたくない」と娘は泣いて荒れ狂うけど、
私は「行ってよ!!!!」と怒り狂う。

今思い出しても本当に最低な対応をしていたし、正直「共感」とか「尊重」とか
幼児教育に携わるものとしてどこに置いてきたの??状態…(うぅ…書きたくない)

だから、もはや「変わりたい」とかじゃなくて「変わらなきゃ」と思っていて、
なかなか変われない自分が嫌で嫌で仕方なかった。
(この辺りはまた改めて書き残そうと思ってるけど、とにかくジャッジマンだったので変われない私に盛大にダメ!!!!ってやっていたのだ)

ありのままのあなたで良いんだよは本当か

話がタイトルに戻るけれど、
そんな時優しい人たちはみんな「そのまんまで良いんだよ」って言ってくれた。
「変わる必要なんてない。そのまんまのNで良いんだよ」って。

当時の私はこれを言われる度に違和感しかなかった。
「は?そのまんまで良い?ダメだからこんなに必死に踠いてるんじゃん!!!!」
って思っては、曖昧に「ありがとう」とだけ返信していた気がする。

ありのままのあなたで良い
それは確かにそうだと今は思ってる。
だけど同時に「本当にそうかな?」とも思う。
やっぱり「さよなら」した方が良い思考ぐせとか思い込みってあるから。

自分に「ない」ものを追い求めるのではなくて、「ある」ものを見るという意味では
「ありのままの私で良い」んだと思う。
だけど、思い込みや思考ぐせって元々私たちの中に「ある」のではなくて、本来無くて良いのに後付けされたもの。
だから、それは取り外していった方が身軽になるよね。

その重装備な状態のあなたのままで居て良いんだよ
とは私はやっぱり思えなくて。

本当は長所なのに短所と感じてしまう思い込みも
ただただ生きづらくしているだけの思い込みも
全て含めて重装備を外す為には自分と向き合うしかないし、
それを変化と呼ぶなら「今のままで良い」とは一言では言えないよね…。

ありのままの私問題ってほんと難しいんだよな…。
これいつか言語化するぞ!
って思ってたら、きっとヒントがやってくるはず。

当時、私に優しい言葉をかけてくれたみんなには本当に感謝しています。
「は?」と思ってたんか〜い!と笑ってやってね。
このストイックさは自分の愛すべき短所だと思っているので…苦笑

鬼母から卒業する話もまたいずれ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?