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いとこの希望就職先を聞いて白目を剥きそうになった話

今日は娘の誕生日パーティー。
娘が大好きな、大学3年の私のいとこと私の両親がお祝いに来てくれた。

登場人物紹介

タイトルの話をする前に、登場人物を整理しておきたいと思う。
父:いまだに昭和の時代を生きる、封建主義代表マン
母:そんな父と40年連れ添ってるので、めちゃくちゃ保守的な元教育ママ
いとこ:母の妹の娘。スーパー過干渉な叔母に育てられた21歳

その話題は突然に・・・

父は今も昭和の時代を生きているので、とにかく社会情勢の話が大好き。
今日も唐突にウクライナ戦争の話とかし始める始末…(いや…今日…誕生日会)
その話も白目案件だったけど、とりあえず割愛。
最近の若者は…の常套文句から、いとこの就活の話に

………のはずが
「年金がもらえなくなるかもな」
「夫君の会社は賃上げとかあるのか」
「なんで、そんなの内部留保してるんだろうな」
とかお先真っ暗な話ばかり続ける父と母。

え?なんの会??
今日、社会を語る会の日?今後の日本を語る会の日?
違うよね?娘の誕生日会!!!!!!!

と心の中でキレながら
「そういう暗い気持ちになる話ばっかりするのやめてくれない?」
と私が言ったあたりでいとこが…

その発言は突然に・・・

「だから公務員になろうと思ってるんだよね…」
と言い出した。
「あら、良いじゃない」(母)
「でも、もう今から勉強し始めても遅いみたいで…」(いとこ)

いやいやいやいやいやいやいやいや!!!!!!
って心の中で100回くらい「いやいやいや」を呟いてたら
夫が「いやぁ公務員だからって安泰の世の中じゃないでしょ〜」と一言。
夫よ、理由はともあれグッジョブ。
公務員=安泰の方程式、一旦ストップかけてくれてサンキューな。

就職先をそんな理由で選ぶんじゃないよ!!!!!!!
と叫びたかったのに叫べなかった…。
封建父と保守母の前でこの話をすると、話が200倍厄介になるからだ。
いとこは過保護な叔母に育てられただけあって、
自分軸というものがほぼゼロガールなので私の両親の話も真に受けてしまうのだ。

公務員安泰説を滔々と語られてしまう…
しかも、よくわわからない昭和の理屈で。
それだけは阻止せねば!ということで、
「父が持って来たボードゲームしようよ」って流れにもっていった(無理やり)。

公務員が悪いって話ではなくて

誤解を招きたくないから言っておくと、公務員になるなと言っているわけではない。
やりたいことがあって、それが公務員なら堂々と目指したら良いと思う。
でも、いとこが公務員になりたい理由に1ミリもそれを感じられなかったのだ。

やりたいことをやるための就職活動なんて絵空事って思われるかもしれないけど、
まだ始めてもいない時から条件で選ぶ就職活動なんてめちゃくちゃつまらない。

21歳…頼むから夢を描いてくれよ!!!!
という41歳からの盛大な押し付け…なのかもしれない…。

多分だけど、めっちゃ過干渉マザー(叔母)にも夢くじかれてるんだよね。
どんどん視野狭くなって、なんなら叔母との将来のこと考えて選んでるんじゃないかな?とすら思えたから…。

いや、ほんと…過干渉は百害あって一利なしどころか、万害だよ…。
自分がなにやりたいかなんて、考えられないところまで簡単に持っていけるのよ。
自分のエリアをどんどんどんどん親に干渉されて、「自分」の敷地が無い状態で生きてるから…。

いや…まぁ私の子じゃないしね…
いとこの人生だからさ…
だけど、キャリアコンサルタント持っている以上見逃せなかったんだよね…。

とりあえず
「就活のこと、私で良ければ相談のるよ」
とだけLINEしておいたけど…

BTSに関わる仕事する!!!!とかでも良いんだぜ!いとこよ!

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