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エコな育児の悩み<おもちゃ編>

エコな生活を心がけながら育児をすると多くの葛藤があります。今日はおもちゃについてのぼやき。

育児におけるモノ

我が家では服、おもちゃ、本、その他育児用のグッズ(例えばハイチェア)は極力新品を買わずに入手している:

  • 服:お祝いで頂いた新品5着を除き、全て友人から譲ってもらった

  • 本:私が30年以上前に愛用していた絵本たちと、メルカリなどで探したモノたち

  • おもちゃ:お祝いで頂いた新品や、私がディズニーランドの思い出に買ってあげたミッキーを除けば、全て譲ってもらったかメルカリでの戦利品

  • 育児グッズ:これだけは衛生面も考慮して、50%ほどは新品

娘が産まれてから、たくさんの友人・知人・知らない人(フェイスブックグループで譲ってもらったりもしたので)から実に多くの使いやすい育児のモノを譲っていただいた。数ヶ月前までは「これぞエコ育児!」とちょっと誇らしげな自分さえいた。

手放す時も次の人に

サイズアウトした服は、メルカリで売ったり、大切に使ってくれそうな人に譲ったりした。必要な分だけ入れてある子供の洋服箪笥を見ては「これぞエコ育児!使わなくなったものはゴミではなく次の人へ循環!」と、また誇らしげに心の中で喜んでいたものだ。

予期せぬハプニングがあったのは数ヶ月前。
同じノリでおもちゃを手放そうとした時のことだ…

おもちゃだけは特別

数ヶ月、ぽっとん落とし(下の画像)を触っていなかった印象だったので、処分することにした。

いきなり譲ったり、売ったりして、急に遊びたいと言われたら困る(娘は現在イヤイヤ期と思ったので、メルカリに出す前に2、3週間私の寝室の片隅に置いてみた。普段のおもちゃコーナーになければいい、くらいに考えていた。

3週間経過しても、そのおもちゃを探す気配もなかったので、私はメルカリにそのおもちゃを売り出すことにした。

と、次の日。どういう運の巡り合わせかわからないが、寝室にきた娘がぽっとん落としを見つけてしまったのだ。

まさか親が売却を企んでいるとは思わなかった娘は、何も文句言わずにおもちゃコーナーに戻した。
そして、戻すだけならまだしも、なんとその日から(今日まで)ほぼ毎日ポットん落としの積み木の部分で遊んでいる!

おもちゃの手放し方

さて、困った。
娘のスプーンを小さじスプーン代わりにちょっと拝借したおりには「私の!」と怒られるようになってきた今日この頃。娘は、自分のモノへの執着が湧いてきたようだ。

そんな娘が大好きなおもちゃを「◯◯にあげていい?」「バイバイしていい?」と聞いてみてもOKが出るはずがない(実証済みなのでOKが出ないのは確実)。

また、ヴィーガンという概念を「動物に優しく」という言い方で伝えるのは2歳相手でも容易(我が家はヴィーガン一家)だが、「エコ」という概念はスケールが壮大すぎる気がしている。

  • 「地球に優しくしようね」と言っても「地球」の概念がない。娘はまだ、地理や時間の概念もままならない。

  • 「必要なモノだけあるのが良いよ」と言っても、これはある意味価値観の問題なので押し付けたくない(し、説明の仕方が浮かばない)。

  • 「ゴミは良くない」と教えるのも違う気がしている。私自身、ゴミが悪いというよりも「使わないものを循環させない」ことが悪いと思っている(生ゴミなど)ので、ゴミを全て悪者扱いしたくない。

結局、説明に困ったまま、今日に至る。
ゆくゆくは「地球に優しいとは」を理解してくれたらなーとは思っているが、今はなんだが無理な気がしている。

そして、増え続けるおもちゃたちよ。。。。涙

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