新藤徳子|起業家|HUE取締役COO

元外資系大手の会社員。エコな暮らし、エシカル起業、エコ子育て、ヴィーガン生活、国際結婚…

新藤徳子|起業家|HUE取締役COO

元外資系大手の会社員。エコな暮らし、エシカル起業、エコ子育て、ヴィーガン生活、国際結婚、多言語育児に関して徒然なるままに書きます。 インスタで日々の様子:https://www.instagram.com/nori_shindo/

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自己紹介【ロンドン出身、と言うことにした】

初めての方も、そうでないい方も、noteでは初めまして。 改めて自己紹介をします。 私は、徳島生まれ、ロンドン育ちの新藤徳子。ちょっと前まで自己紹介で「徳島出身です」と言っていたが、住んでいない徳島について細かいことが語れないので、この度改めようと思う。 「本当」の出身地それは、ロンドンです。 徳島で生まれ、すぐニューヨークに行ったものの、私の記憶にどちらも無く、幼少期をロンドンで過ごしたのが私の人格形成や、考え方に大きな影響を与えたと思っている。また、最初に話せるようにな

    • ヨーロッパの子育てと日本の子育て

      案外知られていないかもしれないが、イスラエルの文化はヨーロッパ文化そのもの(であることが多い)。イギリス育ちの私が、日本で子育てをしながら感じたイスラエル子育て文化の新たな気付きについて。 戦時中だけど何か 今イスラエルはご存知の通り戦争中なので、今年の夫の実家への里帰りは行くか(私が)迷ったが、良くも悪くも生活圏であるテルアビブは安全そうだったので、思い切って2週間ほど行ってきた。 子育てとは関係ないかもしれないが、戦争中の雰囲気をあまり感じることのない日々を過ごした

      • 【子育て論】「禁止」より「付き合い方」

        「我が家のゆるそうで厳格な子育て論」というマガジンを作ってるくらいなので「ゆるそうで厳格」というテーマはまさにぴったりだと思って生活している。今朝気づいた、もう一つのゆるそうで厳格な一面について。 親が生活の「模範」 子供を見ていると、良くも悪くも親を「模範解答」にして生きているのが伝わってくる。親が食べるものを食べるし、親の生活態度をそのまま受け継ぐ。 これもあってか、夫と私は自分たち自身に求めていないことは子供にも許容しないし、自分たちがやっていることも余程のことが

        • 気付いたらいわゆる「教育移住」を決意していた②

          私はイギリス育ちで、国際結婚もしているので、いずれは海外にまた住むだろうとは思っていた。そのきっかけがまさか「教育」になろうとは… そして出てくる出てくる数々の悩みや考え事。 本記事は後編なので、まだの方は是非前編↓を先に読んでね: 英国の教育と子育て文化 私は、小学校から中学校3年生直前までの8年間、イギリスの義務教育を経験した。現地校且つ私立の女子校だったため、特殊な部分もあると思うが、特徴をまとめると: ディベートや実践を通して学ぶ:数学ですら「どのように問題を

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        • 我が家のゆるそうで厳格な子育て論
          33本
        • 起業という名の冒険
          13本

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          気付いたらいわゆる「教育移住」を決意していた①

          私はイギリス育ちで、国際結婚もしているので、いずれは海外にまた住むだろうとは思っていた。そのきっかけがまさか「教育」になろうとは… そして出てくる出てくる数々の悩みや考え事。 (書いていたら長くなったので、2回に分けてお届けします) 私たち夫婦の生い立ち 以前も紹介しているが、私は徳島県生まれロンドン育ちの日本人。とは言っても2002年から今日まで、1年の留学を除けばずっと東京に住んでいるので、日本の生活もかなり長くなってきた。 教育はというと、ロンドンでは月曜から金曜

          気付いたらいわゆる「教育移住」を決意していた①

          知られざるイスラエルの良いところ

          戦争、紛争、宗教の聖地、スタートアップの聖地で有名なイスラエル(これについてはこちらで読んで)だが、それ以外にも知られざる良さを秘めた国なので、今日は純粋にそれを紹介したい! 四季はあるけど冬は穏やか 私の長年の中東諸国のイメージだ。10歳の時に行ったにも関わらず、イスラエルに関しても同じイメージを持っていた。 実は日本みたいに(1)四季があり(2)食べ物の旬もあり(3)夏は蒸し暑い(カラッとしていない)。おまけにテルアビブだと冬でも10°C以下にはならないので冬も穏や

          知られざるイスラエルの良いところ

          イスラエルでの空襲警報はまるで日本の地震速報?!

          5月10日まで約3週間、イスラエルに滞在していた。毎年恒例の里帰りだ(旦那の実家)。戦争や紛争のイメージが拭えない国について、ちょっとその偏見を払拭したくて。 敵に囲まれたユダヤの国 「イスラエル人と結婚する」というと多くの人に言われたのが: 「え、それ危ない国じゃない?」 「紛争地域だよね」 「イスラエルって住めるの?(安全なの?)」 「どこにあるんだっけ?」 「(宗教の)聖地だよね」 「(スタートアップの)聖地だよね」 皆さんのイメージも大体こんなものではないでしょ

          イスラエルでの空襲警報はまるで日本の地震速報?!

          2人の子供を1歳までに夜泣きゼロにしたジーナ式寝んトレの解説

          1人目の娘は生後6週間から、2人目の息子は生後7ヶ月から、夜間のアシスト無しで朝まで寝てくれるようになった。性格や癖がまるで違っている2人に同じジーナ式寝んトレを導入した結果を考察してみる。 ジーナ式寝んトレとは 数ある寝んトレの中でも、Gina Ford (ジーナ式提唱者)とGary Ezzo のメソッドだけが新生児から使えるので有名である。他のは早くても生後4ヶ月からだし、寝んトレコンサルタントは生後6ヶ月より小さい赤ちゃんの案件は断るそう。 ジーナ式とEzzo式はど

          2人の子供を1歳までに夜泣きゼロにしたジーナ式寝んトレの解説

          脱サラが怖かった自分へのお手紙

          外資系金融機関での勤務、世界#1ランクのMBA校への留学、アマゾンでの勤務、という「煌びやか」な社会人経歴からなかなか出られなかった過去の自分へのお手紙。 脱サラから1年 そもそも「脱サラ」という言葉が古い気はするが、いわゆる脱サラをしてから1年が経った(正確にいうと昨年末だが、それはさておき)。 お金も、時間も、キャリアもリスクを取った1年だった。オマケに、その間に子供も一人産んどいた(人生そんなもんやで)。 2020年、第1子の出産のためにアマゾンから産休でお休みを

          脱サラが怖かった自分へのお手紙

          敢えて、アクセラレーターで搾乳する理由

          弊社Ekolokalの創業者2人は昨日からヴェンチャー・キャピタルが主催するアクセラレーターに参加中だ。平日毎日9時から17時までのプログラム。完全母乳の我が家はどう乗り切るのか?!そして一言、言わせてほしい。 持ち物は「身重」 ヴィーガンで、エコに生活したくて、完母の我が家。 毎朝、娘のヴィーガン給食弁当を作っているが、そのついでに自分のお弁当も用意する。(朝の様子はこちら) アクセラレーターが開催されているWeWorkのオフィスに行くために持参しているカバンには:

          敢えて、アクセラレーターで搾乳する理由

          小学校1日目で読み書きできないとアウトなんかい?!

          子供は、小学校までの時間は自由に遊んでいればいいと私は思っている。なんなら、大人になるまで「遊び」を捨てないで欲しいとすら思っている。世間はそうでもないのか? 先輩ペアレンツからの助言 最近、在日イスラエル人コミュニティや、自分の音楽活動を通して、少し年上の先輩パパとお話しする機会が何回かあった。 先輩A:息子が高校生。ヴァイオリンが上手。 先輩B:息子が小学生。日本語もヘブライ語も英語も話すトライリンガル。 どんな親がそうであるように、どちらも子供の幸せと発展を願っ

          小学校1日目で読み書きできないとアウトなんかい?!

          断捨離のコストを考えてみた

          年末年始、大掃除をする人は多いと思う。ゴミが回収される日、いつもより多くのゴミ袋が道端に並ぶこの時期に「断捨離のコスト」について思うことをまとめてみた。 「せっかくなので」無料でもらうモノたち 駅前でたまにもらえるポケットティッシュから、化粧品やファッションブランドがやっている「◯◯以上でプレゼントがついてくる」キャンペーンまで。 今の生活で私たちは「使えるもの」または「使えそうなもの」をもらう機会がたくさんある。 うちの母はスタバでテイクアウトをすると、必ず紙袋に入

          断捨離のコストを考えてみた

          名も無き人への感謝から始まる2023年

          去年の暮れに2022年の総括をジャーナリングしてまとめた。また、同じタイミングで瞑想も新たな境地を目指そうと思い、夜長めに行うようになった。だからか、2023年は気付き多きスタートとなった。 保育園のお休みに恐れ慄いた旦那と私 昨年の12月上旬、保育園から年末年始のお休みの連絡を受けた私と旦那には、恐れしかなかった。12月29日から1月3日までの6日間。「元気な2歳の娘と、まだ手のかかる3ヶ月の息子相手にどうしよう」という恐れだった。 どこかに行こうにも、犬がいるので年

          名も無き人への感謝から始まる2023年

          ありとあらゆる「成功法」の共通点

          自己研鑽の研修を受けたり、本で様々な瞑想法やメソッドを学んだり、コーチをつけたり。多方面から「己を磨く」ことをしてきたつもりだが、最近なんだか色々なメソッドの共通点を見出すようになった…あくまでも自己流の共通点分析にはなるが(笑) 自由に未来を「描く」 進みたい方向。なりたい自分。ゴール設定。 これらを考える際に、今ある・ないものを考慮して未来を想像しない。真っ白なキャンバスに自由に描く、と言うべきか。 貯金が◯◯になってから結婚する 資格を2つ取ってから、開業して独

          ありとあらゆる「成功法」の共通点

          離乳食を作らず、BLWで育てた結果、発育に意外な変化があった

          Baby Lead Weaning (以下BLW)という、離乳食を敢えて作らない「離乳」方法がある。おかゆや潰し野菜を作らずして長女を育てた結果、意外な発育の変化があった。断っておくが、これは自慢話ではない。 BLWのメリット この記事でも書いたが、「赤ちゃんが先導する離乳食」ことBaby Lead Weaningにはたくさんメリットがある。実は、記事に書かなかったメリットで、最近感じているものがある。 同級生(同じ月齢の子)に比べて、手先が器用であることだ。 BLW

          離乳食を作らず、BLWで育てた結果、発育に意外な変化があった

          ロールモデル探しをやめて5年経った

          就職活動をしていた2009年から、バリバリ仕事をこなす、いわゆるバリキャリで、結婚もして、子供もいる女性をずっと探していた。探さなくなってから5年ほど経った。 育休から復帰した人を探した就職活動 就職活動中、訪問企業への質問事項の中に必ず「女性社員の育休取得率」と「職場復帰率」を聞くようにしていた。歴史の浅いベンチャー企業などでは「育休から復帰した女性がいるか」などを聞くようにしていた。 とにかく自分の将来像(になりうる)人を探していたようだ。 独身バリキャリか、家族

          ロールモデル探しをやめて5年経った