見出し画像

のりくろーの古代妄想 気になっちゃうの

❍みなさまこんにちはのりくろーです

今回、新たに始まった古代の妄想シリーズです。まぁいつも妄想ですが。

今回の基本的な考え方はこちらこちらになります。

まずは、妄想である事を御承知下さい。

❍魏志倭人伝で気になる

卑弥呼に関する魏志倭人伝の記述の中で、どうしても気になってしまう箇所があります。

倭女王卑弥呼與狗奴國男王卑弥弓呼素不和

倭の女王卑弥呼は狗奴国の男王卑弥弓呼と素(もと)より和せず

です。この記述は倭から帯方郡に送られた人物の話なので信憑性が高いです。

初めは気にならなかったのですが、やはり、紀記神話でのアマテラスとスサノオの関係を読んでから、どうしても気になってしまいます。

❍アマテラスとスサノオの関係

卑弥呼と狗奴国男王と仲が悪いように、アマテラスはスサノオと仲が悪いと自分では感じました。

たとえば、スサノオがアマテラスに会いにいくと、なぜかアマテラスは完全防備で迎えます。たしか、そんな感じでした。不信すぎでしょ。

さらに、スサノオは不信を解くために「うけい」というなにやら作戦?を用いてなんとか疑いをはらします。そこまでする必要ある?

不信が解けたスサノオは高天原に入りますが、なぜか暴逆を働きます。そりゃ嫌うわ

間違っているところもあるかもしれませんが、こんな感じだったと思います。

❍倭国女王「卑弥呼」と狗奴国男王「卑弥弓呼」の関係

このような物語を読んで、魏志倭人伝の記述を読むと

素より和せず

「もとより仲が悪い」とあります。もう、仲悪い感がひしひしと伝わってきます。

❍姉弟関係

スサノオはアマテラスの弟とされています。ちなみに、わたしは、アマテラスとスサノオが直接血のつながった姉弟なのかは疑いを持っています。

魏志倭人伝では、

倭の女王 卑弥呼

狗奴国の男王 卑弥弓呼

とあります。卑弥呼と卑弥弓呼なので名前がそっくりです。兄弟の関係が臭ってきます。ですので、アマテラスと卑弥呼は同じ人物を指しているのではと思えてしまうのです。

同じように考える人もいるようです。そりゃ、そうだ。しかし、大方の意見は、後の明らかになっている事象から、時系列的に考えると明らかにアマテラス=卑弥呼ではないそうです。

そうなんですよね、わたしも紀記神話を読んで、卑弥呼とアマテラスを同一人物としてすりあわせようと、さまざまなストーリーを考えてみました。

しかし、どう考えても出雲の国譲りとか天孫降臨とか、時系列的におかしくなってしまうんですよね。ですので、わたしの書いている記事はすべて、妄想という前提であるのです。

でも、どうしてもこの卑弥呼と卑弥弓呼に関する魏志倭人伝の記述は、どうしても(大事なことなので2回言いました)気になってしまうのです。

しかも、この2人の関係は国同士のいくさにまで発展します。おいおい。

ちなみに、記紀神話においてはアマテラスとスサノオの関係によって、天界と地上が闇につつまれます。やばすぎるだろ。食い物なくなるだろ。

そして、この記述は、倭国から帯方郡に派遣された倭国人の口述を記録したもの、と考えられるので信憑性が高いわけですし。気になってしまうのです。

❍最後までお読みいただきましてありがとうございます

いやー、この事は単なる偶然ですまして良いのか。でも、仕方ないのか。何の影響力のない、わたしの妄想の中では追求していきたいと思います。

記紀神話の正しい解釈はこちらを御覧下さい

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?