norimaki

とある業界の技術者ですが、たまにエッセイや小説なども書いています。

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マガジン

  • 専門誌への連載モノ

    とある業界の技術専門紙に不定期連載しているエッセイです。ここではいろいろ特定できる情報を削除して掲載しています。

  • 雑記

    雑文いろいろ

  • [ラジオ番組へ応募済]エッセイ&コラム

    あるラジオ番組で募集した「お題に対する小説又はエッセイ」募集に対する応募作。応募条件は原稿用紙3枚(1200字)

  • [ラジオ番組へ応募済]超短編&エッセイ

    あるラジオ番組で募集していた「色にまつわる物語またはエッセイ」400字程度、に応募したものです。

  • [劇団向け]ラジオドラマ脚本

    友人の所属する劇団が出演しているラジオ番組のためのシナリオです。放送時間は10~15分程度。身近な恐怖がテーマです。

最近の記事

  • 固定された記事

お仕事依頼

お仕事を依頼していただける方は、クリエイターページ画面下部の 「クリエイターへの問い合わせ」から DMを送っていただけますようお願いいたします。 【お受けできるお仕事】 【概要】に記載の経歴及び経験に基づく技術的文章の執筆  ※技術的知識に基づく創作各種文章の執筆  ※技術を絡めながらの各種コラム、エッセイの執筆  ※各種短編小説、脚本(シナリオ)的なものの執筆  ※その他、一般的文章の執筆 【概要】本業は「とある業界の技術者」です。どちらかと言うと「システム屋さん」です

    • 断捨離

      私はB型です。血液型占いが信用できるかどうかはさておき悪名高きB型です。しかも理系となると“変な奴”となります。占い曰くB型は、直感的、マイペース、こだわる、好き嫌いが激しい、切替えが早い、寂しがり、即行動、ドライ、規則やルールや束縛が嫌い、etc…。当たらずとも遠からずと自分でも思います。 そんなこだわりのB型人間が何か始めると偏執的にやってしまいがち。ということで我が部の片づけを始めてしまいました。きっかけは来年度に部員の増員があるかもというので、デスクの置き場所や書棚、

      • 起き抜けの夢

        起き抜けに嫌な夢を見た。 転職前の前職は工場だったが、その工場に何故か戻ってきたのだ。 工場勤務では、決まった時間に出勤し、冷え切った倉庫のようなべニア板で出来たロッカールームに出勤した労働者が黙々と集まり作業着に着替え、職場に向かう。そして午前の勤務の終わりを知らせるベルとともに労働者は黙々集団で社食に向かい、飯を食い、午後の勤務開始まで無為な時間を過ごす。 ベルとともに昼休みが終わり、職場に戻る。午後の勤務の終わりを知らせるベルとともに終業となる。 そして残業は、終業から

        • 空中線更新

          【はじめに】弊社では2021年度に51年使用した親局10kW送信空中線(双ループ1段3面)及び34年使用した中継局10W送信空中線(スーパーターン1段)の更新をNHKと共同で行った。そこでたまには真面目に更新報告する。 【更新方法】両空中線とも基本的な更新方法は、①仮設空中線取り付け、仮設に切替、②空中線交換、③新空中線に切替の3段階とした。 【中継局空中線更新】中継局では敷地内にある在阪民放TVの鉄塔を借用し仮設空中線を取り付け、送信機出力(共用器出力)を切替えた。ここで仮

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          9本
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          6本
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        記事

          映画館

          子供の頃から映画好きの祖母に連れられて映画館によく行った。神戸の映画館と言えばオーエスが経営していた阪急会館や新聞会館、三劇などなど。 祖母はオーエスの株主優待を持っていて、いつしか自由に使っていいよと言われ、中学、高校時代にはたくさん観ることが出来、映画好きになった。 阪神の地震でたくさんの映画館が倒壊してからも神戸に映画の火を消さない為か、オーエスは頑張って復活して今はミント神戸やハーバーランドで映画館を経営してきた。 そのオーエスがTOBで上場廃止、株主優待廃止に

          新人研修しながら…

          前回担当した2021年11月号のコラムの最後で「飲みに行きた~~い!」と書いたところ、行けるようにはなりましたが、それもオミクロンのせいでどうなることやら。展開が早すぎてこの原稿が掲載される頃にはどうなっているのか予想も出来ません。 そんな中、「某激安量販店からチューナーレスTVが発売」というニュースが話題になりました。以前に書いた未来が思ったより早くやってきた気がします。そしてそのニュースがあってしばらく経った年明けに新戦力の営業職中途採用社員が入社し、新人研修を行いました

          新人研修しながら…

          なにもしない夏 雑感

          2021年も半分終わりましたが、まだまだスッキリしない世間情勢です。社内で「今一番何がしたい?」と聞くと「取り敢えず飲みに行きたい!」と返ってきますが、この号が発行される2021年11月には堂々と飲みに行けるようになっていて欲しいと思っています。思い起こせば昨年4月に入社した新入社員の歓迎会もしてないし、新顔技術スタッフの歓迎会もしていない状況です。大阪では緊急事態宣言が出まくりの状況で、マンボウ期間中でもお店は20時までという有様です。何所にも行かず、何をしたという実感もな

          なにもしない夏 雑感

          やりがい?

          今年の梅雨入りは近畿では平年より21日も早いそうで、現時点(2021年5月中旬)で、もう梅雨入りしています。記録的な早さだそうです。とは言えコロナ禍の真っ最中、爽やかな天気が続いたとしても不要不急の外出ができない状況ですので、まあいいかなぁと思いつつ、梅雨の長雨・大雨による土砂崩れや出向道の崩落等、送信所設備への影響が心配されます。そんな今年はおかしな気候ですが例年5月中旬と言えば新入社員研修が終わり、スーツ姿がまだしっくりこない若者達が街に出始める頃合でもあり、就活中の学生

          やりがい?

          某ラジオ番組に応募していましたが、まとまって発売になりました!作品そのものは載ってませんが😅

          某ラジオ番組に応募していましたが、まとまって発売になりました!作品そのものは載ってませんが😅

          ラジオ番組への応募作(エッセイ又はコラム):お題「クイズ:その2」1200字程度

           「正解」どよめきが起きる。「いよいよ最終問題です。ここまでやってきた挑戦者は、この番組始まって以来、あなただけです。賞金金額もぐっと上がり3億円。ここでやめれば1000万はあなたの物。最終問題にチャレンジして、不正解なら今まで稼いだ金額は全て没収です!最終問題、やりますか?やりませんか?さあ選択は!」濃い顔の司会者がニヤニヤ笑いながら迫る。観客が俺を見つめる。こいつ大物らしいが稼いでるんだろうな。俺とは大違い。けっ、やってられねえ。 1000万。人生大逆転できるか思案する。

          ラジオ番組への応募作(エッセイ又はコラム):お題「クイズ:その2」1200字程度

          専門誌掲載コラム「史跡問題!」

          弊社の設備は・・・(この山にあります)・・・・・・しています。 この山は、2020年度NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で山路和弘さんが扮した三好長慶(みよしながよし)の山城の跡で“続日本百名城”にも選ばれています。城跡では●●市教育委員会によって数年前から発掘調査が行われており、この時代にしては珍しく、広い範囲にわたって石垣が備わっていたことがわかりました。城全体に石垣を作ったのは織田信長の小牧山城が始まりとされていたそうで、これを数年さかのぼる大発見だそうです。飯盛城は織田信

          専門誌掲載コラム「史跡問題!」

          ラジオ番組への応募作(エッセイ又はコラム):お題「クイズ」1200字程度 その2

          「正解」どよめきが起きる。「いよいよ最終問題です。ここまでやってきた挑戦者は、この番組始まって以来、あなただけです。賞金金額もぐっと上がり3億円。ここでやめれば1000万はあなたの物。最終問題にチャレンジして、不正解なら今まで稼いだ金額は全て没収です!最終問題、やりますか?やりませんか?さあ選択は!」濃い顔の司会者がニヤニヤ笑いながら迫る。観客が俺を見つめる。こいつ大物らしいが稼いでるんだろうな。俺とは大違い。けっ、やってられねえ。 1000万。人生大逆転できるか思案する。ロ

          ラジオ番組への応募作(エッセイ又はコラム):お題「クイズ」1200字程度 その2

          ラジオ番組への応募作(エッセイ又はコラム):お題「クイズ」1200字程度

          クイズ王に俺はなる!と思った子供時代。昭和から平成初期にかけては素人参加型のクイズ番組がたくさん放送されていた。あの時代は家族そろってクイズ番組を見て、さあ、みんなで考えよう、と言われれば、家族で考え、そして父親が自慢げに解答すると母親がしかめっ面し、祖母がそれを咎めるも、子供たちは大人の事情は気にせずTVに夢中になっている、そんな和気あいあいのお茶の間の時代だったように思う。 お茶の間の子供時代から大人に向かって成長しだすと、知力体力時の運!と言いながら受験をし、みんな燃え

          ラジオ番組への応募作(エッセイ又はコラム):お題「クイズ」1200字程度

          ラジオ番組への応募作(エッセイ又はコラム):お題「雨」1200字程度

           北京オリンピックの開会式の天気予報は豪雨でした。しかしご存じの通り雨は降らず開会式は行われました。これは中国の気象当局が消雨ロケット1000発以上を雨雲に発射し、雨雲を消し去ったからなのでした。なぜそんなことができるのでしょう?逆になぜ雨は降るのでしょう?今回はその謎に迫ってみたいと思います。 雨が雲によって降るのはご存じかと思います。まずは雲の正体について考えてみましょう。雲は白いですね。これは空気中の水蒸気が上空の冷たい空気によって冷やされ、細かな水の粒(雲粒)になって

          ラジオ番組への応募作(エッセイ又はコラム):お題「雨」1200字程度

          ラジオ番組への応募作(エッセイ又はコラム):お題「ケーキ」1200字程度

          ケーキ、それは幼き日の憧れの食べ物。生クリームたっぷりでフルーツ山盛りの物が好きだ。出来ればホールで丸ごと食べたい。学生時代、舌を出した女の子が目印のケーキのチェーン店で、端から端まで1つずつ、という買い方をして一人で食べたこともある。それぐらい好きだ。でもあれから30数年、ニヒルな中年男としては、そんな買い方はしたくてもできない。なので、好きなケーキをホール丸ごと食べるために作る。 最初に生地を作らねばならない。それにはまずはバターと粉糖、バニラエッセンス、小麦粉を混ぜる。

          ラジオ番組への応募作(エッセイ又はコラム):お題「ケーキ」1200字程度

          ラジオ番組への応募作(エッセイ又はコラム):お題「占い」1200字程度

          一般的に理系男子は占いを信じないという傾向があるように思う。例えば、次のような男女の会話にそれは現れる。 女子「ねえ、今日のラッキーカラーは赤だって、だから赤い服を着てみたの」。 理系男子「ラッキーカラーとは何ぞや。その定義は?」。おお、理系男子、君のそのリアクションは正しい。定義のないものは信用できない、その姿勢は正しい。ただし、おそらく、モテない。 占いは統計学だという理屈がある。それならば理系男子にも理解できるかもしれない。 しかしながら残念なことに占いは統計学ではない

          ラジオ番組への応募作(エッセイ又はコラム):お題「占い」1200字程度