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一個人の私が、大企業から名誉棄損(スラップ訴訟)で訴えられ勝った話と、そこから得た教訓

はじめに


はじめまして、のり巻きと申します。

タイトルにある通り、筆者は大企業から名誉棄損(スラップ訴訟)の訴えを受けるという修羅場を経験したので、その内容を書き残してみます。

これを読まれている方は、どんな状況でしょうか?

SNSなどで書いたことについて誰かから発信者情報開示請求を受けていますでしょうか?

あるいは、請求者からの開示請求を許可するのか、拒否するのか迷いに迷っている状態でしょうか?

もし、裁判に慣れていなくて、頼れる人が周りにいないのだとしたら、ネットで自分の置かれている状況を何とかしたくて、藁をもすがる想いで色々調べてられている最中かもしれません。

筆者もそうでした。

筆者の場合は、一個人が大企業から訴えられるという心理的に結構ハードな内容でしたので、人一倍何か助かる方法がないか探していたのではないかと思います。

今回ここでお伝えするのは、筆者がどうやってその状況を打開したか、死ぬほど調べて結局何が一番効果的だったか、訴えられないためには何を注意すべきだったのか、などについてです。

弁護士に相談しにいっても正直当たり外れがあるので、できれば闇雲に弁護士に相談しにいく前にこれを読んでいただくのが効果的かもしれません。

筆者の体験談(一例)にはなりますが、今ピンチになっている人に参考にしていただいたり、少しでも勇気を与えられる内容にしておりますので、ご興味があればお読みいただければと思います。

なお、相手が法人でなく個人であっても名誉棄損で訴えられたときの対策は共通する部分もありますので、参考になるかと思います。

※留意点
本内容は筆者の体験記を記載するもので、正確な法的解釈を示すようなものではございません。本内容に関して発生した問題等について一切の責任を負いかねますのでご承知おき下さい。


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