愚者の戯れ言

本、好きですか?読んでますか?

私にとって本は(ほとんど小説になってしまうのたが)人生の休暇のようなものだろう。私はある会社の新入社員として、上司から叱られまくるダメ社員だ。家に帰って寝る前に本を読む。それは川端康成であったり、芥川龍之介であったり、はたまた横溝正史であったり。虚構に逃げてしまうのは私の悪い癖だ。しかし、小説は私に語りかける、虚構でもいいじゃないかと。
私は幼少期から本が好きだった。怪傑ゾロリだったりズッコケ三人組だったり。友達が少ない私にとって、本は身近な存在だった。ホームズにはまってミステリーの虜になった。横溝正史は中学の時に初めて読んだ。話は分からないが、何だか凄いと思った。そして大学に入って、國學院大學で日本の近現代文学を専攻した。神保町は私にとっての夢の国だった。横溝正史や川端康成だけでなく、ほとんど人の知らない中河与一や浜尾四郎などの作家の小説を金のある限り買い漁った。今は地元のK県にいるが、引っ越しの際、小説だけで段ボール6,7箱になった。探偵小説が好き過ぎるあまり、陳腐な探偵小説も書く。本を読むと不思議と落ち着く。紙の本だからこそ、めくる楽しみや読んだ実感がダイレクトに感じる。読んだ後の余韻に浸ることもいい。
もし、このテキストを読んで自分に興味を覚えた方が居られましたら、話しかけてやって下さい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?