TheBazaarExpress89、『貉、佐村河内事件の顛末』~目次(のちに『ペテン師と天才』として上梓する本の初稿段階の目次です。当初のタイトルは「貉」。もちろん「同じ穴の貉」の意味でした。)

著・神山典士、取材協力、週刊文春取材班

第一部・奇妙な出会い 二重人格 衝撃の告白

1章、バランスの悪い会話

・新垣隆×大久保一家×神山の出会い

・私もゴーストライティングをやっている

・佐村河内守と3者の距離感

2章、2013年の軋轢、その1~不協和音

・大久保家に何があったのか

・佐村河内との確執

・レッスンが続けられなくなった

・「大人は嘘つきだ」~裸の王様を見破ったメール

3章、2013年の軋轢、その2~大人は嘘つきだ

・新垣隆になにがあったのか

・Nスペを見てしまう 

・自伝本を初めて読む

・新潮45の衝撃

・佐村河内の土下座、香からの手紙

※上記2つの流れをテレコで記述

3章、衝撃の告白

・新垣から大久保へ真相告白、2013年11月17日

・どうしていいかわからない大久保家

・フェイドアウトしたい新垣隆

・でもこの曲を弾いていきたい

第二部、二つの三角形、転機、メディアの饗宴

4章、出会い、96年8月

・将来は孤児院を作りたい

・映画でハリウッドに進出したい

・よくあるアシスタント仕事として

・新垣隆の来歴~早熟な天才

・佐村河内守の来歴~あいつの家にピアノなんてなかった

・ライジングサン

・交響曲1番~クラシックという迷宮を纏う

・聴覚障害という迷宮を纏う

・五木寛之、横尾忠則、大前怜子、ビックネーム殺し

5章、転機、2005年

・フジテレビ製作の映画の頓挫

・交響曲1番「HIROSHIMA」蘇生~被爆者という迷宮を纏う

・自伝発刊、2007年

・交響曲1番HIROSHIMA初演(広島)

・2009年、京都コンサート

・2011年、CD発売

6章、糟糠の妻・佐村河内香の存在

・母田鶴子の証言

・7年間で20万円の稼ぎ

・守の母親

・佐村河内家の来歴

7章、みっくんとの出会い、2010年

・曲をつくってあげよう

・みっくんの来歴~障害を隠さずに普通に育てよう

・師弟関係契約

・11歳のリサイタル

8章、群がるマスメディア

・佐村河内と神山の出会い

・「典士さん、典士さん」

・騙すなら権威をもって~「Time」誌でメディアデビュー

・「ニュース23」からNHKへ、古賀某

・「いま、ヒロシマが聴こえる」放送、2009年~謎の女

・雑誌を仕切る講談社の編集者

・NHK特集~大いなる疑惑、梶原家への取り入り方、新垣とのメール、メディアを牛耳る教祖

第三部、説得、懺悔、虚構の上塗り

9章、松本からのメール

・広島取材、父親との会話、同級生の証言

・一気にこの状況をひっくり返すために~他メディアへの提案

・この音楽の才の蘇生を~神楽坂シークレットライブ

・1月31日、佐村河内との最後の会話「18年かけて再起しましょう」

10章、謝罪と強弁、二つの記者会見

・一度は世間にボコボコになってください

・全身全霊お詫びするイメージ戦略

・「私たちは同じ穴の貉です」~神山の発言

・友人の早産

11章、残念な人、佐村河内の記者会見

・広島人の意地

・簡単に作為がばれる

・もう一人のゴーストを探せ

・岡田親子とのインタビュー

・4月1日、エイプリルフールの朝日新聞コラム

「ゴーストライターがゴーストライターを書いている」

12章、再生へ

・3月21日、体育館でのコンサート

・新垣の才能を救え

・友人たちのコンサート

・本当に光り輝くために

・不気味な沈黙

あとがき

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