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14w 健診に行く


いわゆる"つわり"というものさ、未だおさまっていない。ピークは超えたような感覚はあるけれど、胃もたれ胸やけのような不快感と、少しの吐き気がまだある。

それでも、今まで1度も実際に吐き戻したことはないし、食べ物の匂いがダメになったこともない。そう思うと、まだマシな方なのかもしれない。強いて言うなら、人が密集したときの匂いがしんどかったかも。雨の日のバスとかね。


特にお腹が出てきたという変化もないので、ちゃんとワタシの、この贅肉でぷよぷよのお腹の中で元気にしているのか、生きているのか不安な日々。

それでもこの気持ち悪さと不快感があるのだから、きっとちゃんといてくれるはずと言い聞かせる。これがなくなってしまったときの方が恐ろしい。


だからこそ約1ヶ月ごとの健診が待ち遠しくて仕方ない。病院で、この目で、ちゃんと生きていることを確認しなければいけない。
確認して安心しなければ、いろいろな準備を始める気にもなれない。SNSで見かけるような浮かれ妊婦には、ワタシはどうもなれそうにない。(少し言葉が強すぎる)



ようやく待ちに待った2度目の健診。
今回からは内診台で股を広げるのではなく、お腹の上から見れるとのこと。
生暖かいジェルをお腹に塗られて機械を押し当てる。

いた。ちゃんといた。
画面には先月よりも少し大きくなっている何かがいた。前回よりもほぼ倍の大きさになっているようで、成長速度にびっくりする。

まだまだ小さくてわかりづらいけれど、3Dで画面に映し出されたその人は、背を丸めながら左腕を突き上げていた。いいね。その感じ、スキだよ。


次はまた4週後。
それまでにつわりはおさまっているのかな。
無くなるのは怖いけれど、おなかがふくらんできて、少しは実感できるようになるのかな。


少しは妊婦の自覚を持って生活しなければならないとも思っているのだけれど、なかなかそれが難しい。

一緒にがんばろうな!



オワリ

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