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心穏やかな日常を送りたいと願う



先週分はなんだか書き進められず、溜めに溜めてしまったのでとばしました。そんな自分も許してあげようと思います。今週はがんばりました。




10/22 Sun.

30年生きてきたら、体調が崩れるぞってのがさすがに分かる。昼過ぎから急にのどがピリついて、やたら水が飲みたくなった。関節は痛くないので、インフルではなさそう。ぺラックT錠を飲み、首にタオルを巻いてマスクをして早めに寝る。こうやってビビらずに対処できるようになっているので、長く生きるのも悪くないかもね。


10/23 Mon.

店の中の全員に、てめえの話を聞かせてるのか?ってくらい通る声でおしゃべりする人に出くわす。そういうやつに限ってボリュームも大きい。拡声器か?
おっと口が悪くなってしまった。
聞きたくなくても、聞こうとしなくても、勝手に聞こえてしまう会話の内容は、大抵の場合いい気分になるようなものではない。知らない人に聞かれることが嫌じゃないのだろうか。本当に理解できないタイプだなあとしみじみ思う。
声が通りにくいワタシは、今後もTPOに合わせて声のボリュームを調整できる人間でありたい。


10/24 Tue.

人混みを歩くときに読み合いが上手くいかず、息が合わないのはだいたいおじさん。先日はおじさんにデリカシーのない発言をされてイラッとした。オーナーの友人で何回も来てる店ならば、そろそろ先会計のシステムだってことを覚えていてもよいのでは?とモヤついた相手もおじさん。
最近はなんだかおじさんとの相性が悪いみたい。


10/25 Wed.

ハロウィンの仮装を探しに行く。仕事でやるので、仕事の妨げになるようなものは避けたい。かわいさに振り切ったような中途半端なものもやめたい。でもあまりお金もかけたくない。複数のお店を見ているうちに、イライラもやもやしてきた。ああ、この嫌な感じ、服を選んでる時の気持ちに似てる。毎日の服を選ぶのが本当に苦手だし、旅行の準備でいちばん嫌いなのが服を考える時間。ああ、仮装どうしようなあ。


10/26 Thu.

開業した友人のカフェに行く。センスがあってステキだなあと思っていた友人が作り出した空間は、足し算と引き算がちょうどよい。グレーなどの落ち着いた色味の内装の中に、目を引くけれど悪目立ちしない黄色のテーブルがある。適宜飾られているポスターは、おしゃれだったり面白かったりして、思わず見たくなってしまう。窓には自分で書いたロゴやイラストがあり、日差しの入り方によっては床に影として浮かび上がる。
そんな空間の中に、笑顔がステキな友人の姿がある。ああ、ステキだなあ。こんなふうに自分の空間を持つことが出来たらどんなにいいだろうなあ、と思ったけれどセンスに自信が無いし、ワタシは結構リアリストなので実現はしなさそう。


10/27 Fri.

毎月末に好きな人が作る焼き菓子のプレートを食べにいく。ハロウィンをイメージした色合いの紫芋のサブレとカシスのギモーヴ。深まる秋らしさを表現するほうじ茶のクッキーは、中の葡萄紅茶の香りがいいアクセントになっている。香りや鼻に抜ける風味、食感、バランス、テーマが考えられた食べ物をいただくとすごく心が満たされる感覚になる。
自分のためだけのお菓子と、誰かに届けるためのお菓子は、全然違うものだ。ワタシには到底作れそうにないなと思って感心し、小動物かのようにチビチビ少しずつかじりながら食べた。


10/28 Sat.

勤務しているカフェがある商店街でのハロウィンイベントがあった。仮装して「トリックオアトリート!」と言った子どもはおかしをもらえるというもの。
想像していたよりも仮装した子どもが多く、ちゃんとにぎわっていて単純にすごいなあと思った。
ふと振り返ると、ワタシの子ども時代にはハロウィンを楽しむ文化はまだ存在していなかった気がする。英会話教室に通ってる子がギリギリやってたくらい。
そしてワタシはきっと、人見知りと恥ずかしさとで「トリックオアトリート」が言えないタイプの子どもだった。大人になった今、楽しんでる子どもたちは微笑ましく見えるし、一方で恥ずかしくて保護者の影に隠れてる子どもを見ると「分かるぞ、がんばれ」と謎視点で応援したくなった。
そして改めてイベントは苦手だなあと思った。ワタシは平穏な日常が好きだ。





人が楽しんでいるのを見るのが好きです。
誰かが楽しんでいるのは良いのです。
巻き込まれたくないなと思うだけで。
ワタシは平穏な日常を過ごしたいです。


オワリ

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