河津桜をXF35mm F1.4縛りで撮影する。【単焦点縛り修業】【富士フイルム】
こんにちは。
桜が楽しめる春爛漫な季節になりました。
僕の地元である千葉でも河津桜が満開の見頃を迎えていて、富士フイルムで撮る桜はどんな素敵な写真が撮れるかな?とワクワクするものです。
(毎年撮ってるんですけどね)
さて、みなさんは桜を撮る時はどんなレンズを使いますか?
標準ズームレンズ?広角?望遠もいいですよね。
そうじゃないだろ。
良いレンズ悪いレンズ、そんなの人の勝手。本当にカメラが好きなのならば自分の好きなレンズで頑張るべき。
どこかの四天王も言っていました。
そんなわけで地元の桜はズームレンズでは撮り飽きているので、たまには趣向を変えて単焦点縛りもいいだろうとXF35mm F1.4の1本だけで桜撮影に挑みました。
せめて換算35mmにさせてくれ!と言いたいところですが、そんなレンズは持っていないのでXF35mmで頑張ります。
XF35mmF1.4とはどんなレンズですか?
XF35mm F1.4は富士フイルムが最初に販売した3本のレンズのうちの1本であり、説明不要の神レンズです。
と言っても富士フイルムのレンズは知らないよって人もいると思うので、最近話題のAIチャットBing君に聞いてみました。(ヘイッ!Siri!)
「XF35mm F1.4は、富士フイルムのXシリーズ用の単焦点レンズで、発売以来、多くのユーザーから愛されている「神レンズ」と呼ばれています 12. このレンズは、F値が1.4と明るく、開放で撮影することで、背景をぼかすことができ、被写体を際立たせることができます 1. また、絞りリングを搭載しており、被写界深度を繊細にコントロールできます 1.」
何か他に知りたいことはありますか?(もういい!戻れ!)
Bing君にも神レンズと言われたので安心して撮影に臨みましょう。
XF35mm VS 河津桜
さて、僕の地元では桜は川沿いや公園で咲いていることが多いです。
まずは散歩がてらその辺の道に咲いていた桜を撮ってみました。
かわづさくら が あらわれた!
いけ!35mm F1.4!
▶アスティア
▶絞りF1.4
▶露出補正+1
効果は抜群だ!
・・・はい、まぁ良い感じに撮れたと思います。
青空に河津桜が映えますね。アスティアいいですよね。
ちなみに全てJPG撮って出しです。
(RAW現像がめんd・・・富士フイルム先生の色味を信じてます)
カメラ内の設定はちょっといじってますが、ホワイトバランスはオートで撮ってます。
前ボケも入れてみました。開放F1.4で撮影しています。
F1.4だとボケすぎたりするけど、桜までの距離がある程度あるのでいい塩梅のボケじゃないでしょうか。
標識の汚さも良い感じです。やっぱ良いレンズですわ。
お次は江戸川沿いの河津桜です。
この時期になると地元では定番の河津桜スポットで、天気も良かったので多くの人で賑わっていました。
ピクニック気分な人や友達同士で自撮りしている人、ポートレートしている人などが多かったですが、僕みたいにソロプレイヤーで僕以上のガチカメラの方もそこそこいたので異端者にはなりませんでした。
今度はクラシッククロームで撮ってます。クラシッククロームいいよね。
まずは無難に遠景撮影。換算50mmでも無難に収まってる感じがあります。
XF35mmの実力を引き出そうと、ローアングルやハイアングルを試したりしています。(これじゃスマホの方がいいよぉ!)
しかし、そんなテクニックは無かったのでレンズ性能と富士フイルムの色味に解決してもらおうと試みます。
何の意図も無い前ボケ。ただ前ボケを入れたかっただけです。
でもそれっぽく見えるのはやっぱりレンズがいいから。
機材の力は全てを解決します。あと富士フイルムの色味。
(あれ?僕の存在理由・・・は?)
とにかく前ボケだ!!
味を占めたのでもっと前ボケを撮りました。
接写で撮り始めました。こうなったらもうどこで撮っても同じです。
でも接写で撮っちゃうよね。ボケをトロトロにさせるよね。
さすがに神レンズと言われるだけあって良いボケ具合だと思います。
割と寄れるレンズなのでそこも良い。(最大撮影倍率:0.17倍)
僕に求められているのは手振れをしないことだけ。
X-T3は手振れ補正ないからね!そこだけは僕の仕事です。
しかしこれもっと明るい方がいいよね。露出間違えてませんか?
折角なのでちょっとPCで編集しました。
好みにもよるけど桜はある程度明るい方が好きです。
河津桜は色が濃いので露出上げても白飛びしにくいし、明るくしたもん勝ちなところあると思います。
全体を明るくしすぎたと思ったら適当に周辺を暗くさせれば額縁効果もあるんじゃないでしょうか。(しらんけど。)
富士フイルムは色味が素敵なので露出補正さえ好みに合わせれば細かい調整が不要なのがセールスポイントです。
でもたまにRAW現像すると楽しかったりするので、そこは塩梅かな。
XF35mm VS 河津桜+菜の花
今度は菜の花と河津桜が撮れるポイントに来ました。
河津桜って菜の花と一緒に咲いているところ多いですよね。
菜の花も好きな花なのでこの時期は最高に好きです。
柵があるので撮り方には制限があります。
XF35mmはレンズが軽いので片手でも楽に扱えます。
定番だけど菜の花を前ボケにしたかったので手を伸ばして撮っています。こういうのが出来るのがこの組み合わせのメリットですね。
前ボケも良い感じだし桜もしっかり解像してるし・・・良いレンズや。
菜の花単独でも撮ってみました。
キリッと撮っても良いし、ほんわか撮っても良い感じ。
背景を桜にしたおかげでかなりファンシーな雰囲気になってますね。
柵がじゃまだと思ったけど逆に良い感じになってる?わからん
対ありでした!
そんなわけでXF35mm F1.4で桜を撮ってみました。
販売されてから10年以上たつので桜の作例なんて数えきれないほどあると思いますが、僕が撮った桜の写真はここだけ、でしょ?(?)
XF35mm F1.4は良いレンズなのは間違いないと思うんだけど、換算52.5mm
ということもあって、ちょっと狭く感じる時がある。
換算50mmが好きな画角だから感じるのかもだけど、それゆえに使いづらい時があるのが使用回数が多くない理由ですね。
そんな人向けにXF33mm F1.4があるわけなんだけど、ちょっとマニアックすぎるよね?それならせめてNOKTON 35mm F1.2を選びますよ。
富士フイルムはAPS-Cなのもあってズームレンズではボケ量が足りないので、たまには単焦点レンズで撮ると楽しいという話しでした。
にしても本当に富士フイルムのフルサイズ出ないかなー。
個人的にはニコンのボディ、レンズで富士フイルムの色味だったら最強だと思うんだけど、どうでしょうか?
ニコンのカメラ部門を富士フイルムに売りませんか?(こんなこと言ったらニコンファンに〇されるお叱りをうける。)
桜の時期は始まったばかりなので、また楽しもうと思います。
それでは。
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