見出し画像

2022年の抱負(今更?って気持ち分かるよ)

2022年になりましたね。(20日ほど前に)
最近考えていたことがスッとまとまったのが心地よく、つらつらと書いくと同時に今年の抱負もせっかくなので書いていこうと思う。

順序的には12月に作ったサイコーなクッキー缶のことも記事にしたほうがいいんじゃと思いつつ、先に書きたい文章が下りてきたのがこちらの内容から書くことにする。
12月のクッキー缶(二缶分)の内容、お蔵入りしませんように…。

今年の正月は実に健やかだった。
私は今33歳なのだが、28に転職した職場の環境が悪く、心身の体調を崩してしまった。
今となっちゃぼへっと粉にまみれてして生きているのだが、当初はまあまあ重度で回復や会社との協議に3年ほど要し、こんなに好きな料理もできないほどだった。
まだいくつかのしこりはあるが家族や友人、弁護士の先生病院の先生のおかげもあり、もりもり作っては食べ粉に沈む生活ができるようになるまで戻ってこれた。
四つ以上の質の悪い要因が重なるとダメなんだなあと学んだし、何しろ大切なのは自分の健康だということを再確認できたのはよかったが、正直、これほど経験したくなかったことはない。

とまあ色々あった数年だったので、早朝甥にのしかかられ起こされる元旦、うまい餅、箱根駅伝に一喜一憂する家族の声を聴きながらこたつでうたた寝ができる昼下がりを過ごせる喜びはひとしおだったのである。


先日友人たちとパカパカとお酒を飲みながら明け方に音楽の話をしていた際、大学のころに高校の友人富岡が好きだったバンドの名前を思い出せず、ここ一週間ほどずっと調べていた。

もはや富岡に直接連絡をして聞いても思い出せず、記憶の改ざん疑惑が浮上していたが、無事思い出すことができた(the ARROWSというバンドだった)(ちなみに富岡は、the ARROWSが好きだった記憶はないらしい。)(まあそういうとこあるからな)

思い出すために15~5年ほど前の夏フェスのタイムテーブルを漁ったり、ライブに行っていたバンドのwikを見たりしていたのだが、懐かしいバンド名やライブの情報を見ていると、音楽を聴いていた当時の思い出や考えていたことが芋ずるで浮かんでくるから不思議である。

ここ最近はSNSに入り浸っている私だが、社会人6年目くらいまではほとんどSNSをやっていなかった。

それこそ新潟に赴任していたころは現地に恋人はおろか友人もおらず、仕事と仕事と仕事と、自分に向き合う時間を過ごしており、このころのストイックさは、「マジでナイフのような思考回路してた」と友人から揶揄されるほどだった。(きっとうっせえわと思いながらも友人してくれてたんだろうなありがとうね元山本さんよ)

このときの労働で得たスキルと実績は今でもそこそこ役に立っている。
健やかに成果を残すことの楽しさと、やらないことをすっぱり捨てることによって研ぎ澄まされる勘の鋭さを得る感覚っておもしれ~と思っていたのを、くるりを聞きながら思い出した。坩堝の電圧よく聞いてたな。(2012年の冬に上越新幹線にのって新潟に向かってたからですね安易)


もともと器用な性格ではないので、あれやこれやと手を出すと全体がぼやっとしてしまうんだよな。

退勤後雪道をペンギンのように歩きながらぼやっとした自分に気づいては落ち込み、メレンゲなどの優しい歌に励まされ、フジファブリックを聞きながら私も自分のままを表現したいと思いながら眠り、朝またペンギンのように歩きながらLUNKHEADを聞いて気持ちを奮い立たせ仕事に向かう、そんな毎日だった。

30代は基本的な人間生活を取り戻すのに必死で、こういった細部の記憶が遠いところにしまわれていた。
偶然に偶然が重なり、あのやたら静かで冷え切ったクリアな空気の中で過ごした日々の感覚を思い出せたことで、一つしこりがほぐれたような気がしている。


本当は仰々しく今年の抱負ぅ!!と言わんでも、粛々と進めていけばいいかなと思っていたのだけれど、いい気分になったのでキーボードという筆をとり、この記事を書き始めた次第である。

というわけで、今年の抱負というか、やっていこうと思っていること。

1.クッキー缶の販売
2.料理代行の通常業務と講師業を安定させる
3.youtubeチャンネル開設
(4.料理講師業の頻度を上げる)


ででーん!(どうしたらいいか分からず照れ隠しのために盛り上げてみました)

以前からやりたかったことばかりだし少しずつ進めていたことばかりなので一から始めるものはほとんどないのだけど、フルタイムでやっている仕事と合わせてどれも本業として頑張っていこうと思う。

…この、どれも本業って考え方本田圭佑選手もおっしゃっているそうで、なんか、全然後から知ったんですけど、ちょっと恥ずかしかった…です…。

料理講師は予定していたのが立ち消えたので、なんか良き仕事があればいいなあと思っている。

理不尽にやる気と自尊心をけちょんけちょんに潰された経験があっても、
やりたいことが思うようにできなかった数年があっても、33歳でも、タイミングが整った時がはじめどきということで、やってみたいことを挑戦してみる年にしていけたらなと思う。


最後に全然関係ない話を添えるんですけど、先日育休中の姉が甥と新潟に旅行に行ったそうで、
旅の目的が「近所で買ったハーブティーがとてもおいしくて、どんなところで作られてるのか見に行って実店舗で買いたかったから、あと甥ちゃん雪好きだし」だったとのことで、
いい旅行してるなと思った次第です。

そんな感じの生き方したいね。

それではいい年にしていきましょ〜!ッオ〜!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?