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トランプ=ウルトラQ怪獣ガラモン説

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トランプ氏の存在が消えてないどころか、今でも亡霊のごとくアメリカ社会を悩ませている事実。それはアメリカが二分されているという事実。そしてこれがいかにアメリカに、世界に、宇宙にとって脅威かという現実。

唐突なアメリカ政府UFO発表のウラ


なぜ僕がこの連載でトランプを追っているかというと、トランプの問題っていうのは、グローバルなというか、世界的なというか、いやもっとはっきり言いましょう、宇宙的な問題だからなんです。

この動画を見て下さい。

これは、アメリカ政府がUFOの存在を初めて明らかにした公式発表だと言われています。あとで詳しく話しますが、要するにこれは人々の目を意図的に空飛ぶ円盤UFOに、宇宙に向けているんです。

それはアメリカ国内の、アメリカの歴史始まって以来の、ひどい国内の分裂という国家問題から目をそらすためなんです。

違和感の正体

僕がアメリカに行ってアメリカの大学で日本語を教えながら、ビジネススクールで学びはじめたのが、1988年ですから、もう35年たつんですが、ずっとアメリカをウォッチしてきました。でもここ数年、非常にアメリカに違和感を感じるんですよね。それは何かというと、トランプさんのことなんです。

2016年にヒラリー・クリントンを破ってトランプが大統領になったことで、国の分裂は明らかになっていたのですが、それはいい。

これは個人メールを公的メールとして扱っていたとか、些細な問題を叩いた、トランプ陣営のネガティブキャンペーンでヒラリーが潰れたこともあり、トランプの企業家精神が勝利したというアメリカらしいといえば、らしい新旧交代、そう捉えることができたわけです。

なぜ、トランプバッシングが起きないのか

しかし、トランプ氏が大統領になるや、他国、多民族への誹謗中傷、差別的発言の数々、ヨーロッパへのあからさまな敵対など、毎日ハラスメントがやまないような政治をやっていたわけです。だけれども、あまりマスコミが叩かない。ニューヨークタイムズ以外は。

そして、2020年の大統領選で、トランプ氏があからさまに、「選挙を盗んだ」と証拠がまるでないのに因縁をつけて大騒ぎをした。極めつけは議事堂乱入をトランプ氏が扇動したことです。

今までのアメリカなら、アメリカ人なら、2016年の政権初期にトランプバッシングが吹き荒れ、トランプおろしの風が吹きまくり、マスコミは連日叩いたことでしょう。なぜならば、トランプ氏の価値観、行動は本来のアメリカ人らしくないからです。

しかし、マスコミはトランプ氏が大統領になって、今まで、トランプ氏に対してある種腫れ物に触るような扱いです。音無しの構えなんです。これが非常に不可解で、不自然な感じなんです。

深刻なアメリカの分裂

でも、その理由を「アメリカ国内に、深刻な分裂ができたから」と考えると腑に落ちます。

トランプ支持者は7000万人いることが、今回の選挙で明らかになりました。

共和党支持者という単純なことではなく、トランプ支持者は、俺流で極端にいうと、白人の非大卒者で、アメリカに吹き荒れるポリティカル・コレクトネス(政治的に正しい表現)など、しゃらくさい、本音で生き、差別も辞さないという人たちです。

要するに建前ばかりの綺麗事よりも、実質を選んだトランプ支持者と、トランプが大嫌いな、世界のリーダーというプライドを捨てない伝統的な価値観を持った反トランプ支持者、という分裂です。

しかし、この分裂は2014年、いやもっと前から始まっているとする論者がいます。

クリントンとレーガンの問題発言

The Wall Street Journal8月3日号は、論説でこんなことを言っています。

アメリカで、物議を醸すことで有名なトークショーがあるんです、ジミー・キンメル・ライブ(Jimmy Kimmel Live)というショーで、ジミー・キンメルという面白い司会者のショーなんですが、かつて人種差別的な表現で抗議デモを引き起こしたこともあります。

そのショーで、当時の大統領ビル・クリントンがこんなことを言ったというのです。

「信じられないくらい分裂した我々の現実社会において、我々が連帯できるとすると、それは宇宙からインベーダー(侵入者)が来る時しかないな」

同紙によれば、実はもっと前、1987年の国連総会で、もっと前の大統領ロナルド・レーガンがまるで同じようなことを言った事実がある、というのです。

「もし我々がエイリアンの驚異にさらされたなら、我々の”違い”など、すぐに消えてなくなるのに」。

読者の皆様はもうおわかりですよね。

アメリカは少なくともここ半世紀、国が二分する問題に悩まされてきたことを。そしてそれは国家的問題であり、それはとりもなおさずグローバルな問題、いや、大統領二人が宇宙人の関与を言っているから、宇宙的な問題なのです。

これが本当に深刻だから、アメリカの世界のマスコミは、トランプさんを叩けないんです。奇しくも、先週真夜中に、半世紀前の特撮番組”ウルトラQ”が放映され、「ガラモンの逆襲」という古い名作が放映されていました。

アメリカは、世界は「トランプの逆襲」に怯えているのです。

そして、二人の元大統領が半分ジョークで、半分真剣に提案したように、今、「宇宙人」を出してきて、国家の分裂から国民の目をそらそうとしているのです。

思えば、ガラモンの逆襲の最後は、UFOが出てきて、地球征服に失敗した宇宙人を殺すシーンで終わっています。

ガラモンが50年ぶりに逆襲してきたのと、今回のアメリカ政府のUFO発表と、The Wall Street Journalのこの紙面が、完全にシンクロしているのでは。また、シンクロニシティ、かもです(笑)

これ以上長くなると読んでもらえなくなるので、今日はここまでにしましょう。

明日またお会いできたらいいですね。

                            野呂 一郎

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