ノースプレインファームは、北海道のおこっぺ町にあります。

北海道の方からも「おこっぺ町」ってどこですか？と聞かれることが多い、知る人ぞ知る、札幌から約270㎞離れた遠き場所。同じ道内でも札幌からは車で4時間ほどかかります。

「おこっぺ町」の場所を説明するときは、オホーツクエリアにありますよ。

と、お伝えするのですが、そもそもオホーツクはどこ？と、道民の方からも逆に質問されることも多く、オホーツク自体も思った以上に知名度が低い場所。

住んでいる私たちにとってオホーツクは身近な存在なのですが、日常で触れていないエリアだと明確に分かりにくいですよね。

簡単にオホーツクエリアの説明。北海道は大きく、道央・道南・道北・道東の4区分に分かれてます。その中でさらに細分化され、道東の中にオホーツクエリアはあります。

オホーツクエリアには３市１４町１村の市町村があり、漁業、酪農が盛んで自然豊かなエリアに約27万人が暮らしています。

そんなオホーツクエリア内にある、おこっぺ町の人口は約3,600人。人より牛が多い町です。今日はおこっぺ町やノースプレインファームの日常風景を、写真でご紹介します。

10月のおこっぺ

10月のおこっぺの平均気温は最低気温4度、最高気温15度ほどです。東京の12月の平均気温と同じぐらいですね。まだこのぐらいの気温だと暖かく感じ、とても過ごしやすいです。

11月のおこっぺ

11月のおこっぺの平均気温は最低気温-3度、最高気温6度ほど。実は11月～12月の根雪(雪が積もる状態)になるまでのこの期間が、なぜだかとても寒く感じる不思議な時期でもあります。

12月のおこっぺ

12月のおこっぺの平均気温は最低気温-8度、最高気温0度ほど。プラスの気温になる日にちのほうが少ない12月。

その年にもよりますが、雪が積もるのは12月中旬以降ごろから。それまでは、風も強く放射冷却の影響か、体で感じる寒さもピークを迎えます。

この時期は「雪が降ると暖かいから(雪が積もるから暖かい)もう少しの我慢だね」という、雪の降らないエリアに住んでいる方には理解できない、なぞの合言葉が飛び交います。

1月のおこっぺ

1月のおこっぺの平均気温は最低気温-12度、最高気温-3度ほど。プラスの気温になる日はほぼありません。そして体感は11月、12月に比べるとそんなに寒くない。いや、とても寒いのですが、寒くないのです。

ちなみに「雪が降ると暖かい(雪が積もるから暖かい)」のには、いくつか理由があるそうです。

・雪が降るときは雲が分厚く低くなるので、放射冷却を防いでる。
・雪が積もることで地表が白くなり、雪が太陽の光を反射。地面付近の気温が上昇するから。

もちろん、あくまで体感レベルで、猛吹雪になれば違いますし、気温自体が高いのではないのですが、雪国に住んでいる方なら分かっていただけるかと思います。

秋～冬のおこっぺ＆ノースプレインファームの日常、いかがでしたでしょうか。住んでいると当たり前のことでも、住んでいない方にとっては当たり前ではないことばかりですよね。

雪が降ると暖かいというのも、お越しいただけると分かるはず。

ぜひ、冬のおこっぺにも遊びに来てください。直営店のミルクホールでお待ちしております。（note見ましたと一言いただけるととても嬉しいです。）

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