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#演劇
パーソナルな身体を舞台上に存在させたい——「作品を作る俳優」としてのあり方(インタビュー+エッセイシリーズ「フライング・ディスク🥏」Vol.1 石原朋香〈インタビュー〉)
—— 今日はよろしくお願いします。
石原 よろしくお願いします。
—— 最初に石原さんの肩書きを教えてもらってもいいですか?
石原 最近は少し変わった言い方ですが「作品をつくる俳優」と言っています。自分の活動を一般的な言葉で説明・分類すると、俳優、デザイナー、それから演出・振付・構成といったパフォーマンスを組み立てる活動をやっています。くわえて、日々のかなり大きな割合を占めている趣味として手
「ありふれた演劇について」23
最近、円盤に乗る場で「お笑い研究会」を開催している。まだ2回ほどリサーチを行っただけで、研究と呼べるほど踏み込んでいないのだが、来てくれた人のおすすめを聞きつつ動画を観たりして、お笑いについてだけ喋るというのは個人的には新鮮な体験だ。
「お笑い研究会」を開催しておきながら、自分自身はお笑いについてまったく詳しくない。いわゆるネタ番組もほとんど観たことがなかったし、積極的にYouTubeを漁るとい
『ウォーターフォールを追いかけて』で俳優は何をしているのか
2021年9月30日に円盤に乗る場で開催した、「『ウォーターフォールを追いかけて』で俳優は何をしているのか」のアーカイブ映像です。
円盤に乗る派の公演『ウォーターフォールを追いかけて』に向けて、出演者が一体何をやっているのかをそれぞれの言葉で語りました。視聴希望の方はマガジンをご購読のうえ、下部にあるリンクよりご視聴ください。
※回線の関係により、冒頭10分程度音声の乱れ、14分程度映像の乱れ
「ありふれた演劇について」22
演劇というものをこれまで、通過するものとして捉えてきた節がある。どこに通じているかわからない穴に入って、真っ暗な中を進み、全然知らない場所に出る。この通路そのものが演劇だというようなイメージだ。マリオの土管のようなものに近いかもしれない。場合によってはかなり先のステージまで進める。そこは見たこともない景色で、元に戻ることもできない。1時間や2時間、暗い客席でじっとしながら、その通路を通過する。劇場
もっとみる「ありふれた演劇について」21
最近はCreator’s Cradle Circuit参加の「名取川」、『ウォーターフォールを追いかけて』の稽古、アトリエ「円盤に乗る場」の本オープンに向けた準備…などなどで慌ただしい日々を送っている。本当であればもっとゆっくり本を読んだり、勉強したり、細々とした用事を片付けたり、イベントに行ったり映画を観たり友達と遊んだりしたいのだが、そもそもコロナで心の余裕をなくしている部分もあり難しい。
円盤に乗る場9月スケジュール
全スケジュールはこちらのカレンダーをご覧ください。各アーティストの公開活動は随時更新されます。
ical:
https://calendar.google.com/calendar/ical/emban.noruba%40gmail.com/public/basic.ics
最新情報は円盤に乗る場ツイッターアカウント
(https://twitter.com/emban_noruBa)でも発信
「ありふれた演劇について」20
先月が忙しくて更新できず、久しぶりの演劇論になってしまった。円盤に乗る派の活動も、アトリエ「円盤に乗る場」での活動も、個人としての細かい活動もそれぞれ進行中です。また順次情報は出ていくかと思いますので、ゆっくりご覧いただけたらと思います。
劇作家の犬飼勝哉さんをホストに開催予定だった、豊岡演劇祭2021フリンジのオンラインイベント『演劇を配信することについて』にトークゲストで呼ばれていたが、演劇
円盤に乗る場8月スケジュール
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声部日誌 2021年5月
5月11日(火)19時 参加者:ヨネスク、あおい、ゲスト2名、たちくら
12日(水)19時 参加者:つじこ、たちくら
文楽「義経千本桜」の「渡海屋」「大物浦」の段のあらすじ等々をおさえつつ、脱線しつつ、義太夫を真似しました。
あらすじや人物相関図は木ノ下歌舞伎さんの配信用パンフをどうぞ。(関連コラムとかも面白いよ)
https://kinoshita-kabuki.org/2021/03/
円盤に乗る場7月スケジュール
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「ありふれた演劇について」19
先日、上野のブックオフで昔の『舞台芸術』を見つけて、(一体誰がここに売りに出したのだろうか……)と感じ入りつつ、思わず買ってしまった。2005年に出た「パフォーマンスの地政学」特集で、サラ・ケインの『4時48分 サイコシス』が掲載されている。
2005年といえばすでに16年前で、自分が大学に入る前の年だ。パラパラと読んでいると、確かに当時はこういう空気感があった、と懐かしくなりながら(捏造された
「ありふれた演劇について」18
まもなく情報が出るかと思うが、先日久しぶりに、戯曲ではない文章作品の依頼があった(とはいえ、いつぶりだろう? うまく思い出せない……)。よく誤解されることが多いのだけど、自分は現代詩の人たちと同じ企画に参加したり、同じ本に載ったりということはしばしばあったものの、自分自身は現代詩はまったくと言っていいほど書けないし、苦手だ。あまりに書けないことが気になりだして、最近とりあえず吉本隆明の詩論から読み
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