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自由な学び方、働き方

最近ふと、今の生活が素敵だなと思うことが増えました。

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僕はTOUCAの1期生として3つの宿泊施設を1年かけて回っています。Zoomで授業を受けながら住んでいる場所をフィールドに活動をしています。

海士町が拠点の時はEntôの大浴場を島の銭湯にするために企画をしましたし、柳川では水辺の夜市というイベントの会場における空間デザインを行いました。

チラシのデザインもしたし、インパクトドライバーでビスを打ったりもした。そしてホテルで働く。みたいなことを授業の合間でしていたのですが、今までの自分の学生生活を振り返ってもそんな生活をしていた記憶はありません。

また、人に出会う数が半端じゃない。今年の4月から何回自己紹介したのか、もう覚えていません。というのも3か月ごとに拠点を変える大移動をするから。海士町から柳川へ、柳川から滑床へ。もちろん生活環境も大きく変わります。

(その地に適応するのは3拠点目の今でもやっぱり難しいです。そもそも僕は軽く人見知りなので割とエネルギーを使います。慣れません。)

そんな生活に対して最近恵まれているなと感じることが多くなりました。

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さて今回のnoteの題名にもあるように「自由な学び方、働き方」について一度立ち止まって考えてみました。

そもそも自由とは?ってところなのですが、それはそれぞれの解釈でいいと思います。「好きな時間に働くこと」が自由なのか。「好きな場所で働くこと」が自由なのか。「好きな仕事をする」「好きなことを学ぶ」が自由なのか。時間を決められた方が自由に好きなことをしやすくなる人もいるかもしれません。

TOUCAが始まって半年、様々な働き方をする人に出会いました。沖縄と海士町を拠点に行ったり来たりする人。ゲストハウスを営業する傍らで建築の現場監督をする人。完全リモートでバンライフをしている人。挙げ始めたらキリがありません。

そして僕も大阪の大学に通いながら、空き時間に海士町で漁のお手伝いをしたり柳川で会場の設営をしたりしていました。

ここ最近で会ってきた人の、そんな生活が素敵だなと最近思うようになってきました。


働き方の選択肢が2020年を境に急激に増え、僕自身もその恩恵を受けたおかげで今このように愛媛でnoteを書くことができています。そんな環境の中で何度も考えるようになったことがあります。

それは将来どういった働き方をしたいのかということ。
どういう仕事をするのかと同じぐらいどういう働き方をするのかは大事だと思うようになりました。

そしてIT業界に負けないぐらい柔軟な働き方が水際のロッジという山奥のホテルにありました。

半分はホテル、もう半分は地元集落での自分の活動に
ここにはホテル勤務と藍染をしている人がいます。ホテル勤務とキャンプを通じた野外教育を行う人もいます。

僕自身そういう働き方をしたいのはもちろんなのですが、将来つくりたい宿泊施設では、働くスタッフが片足を地元におろした働き方をしているのが自分の中の理想です。

宿はまちにどうアプローチすべきか。宿とまちはどういう関係であるべきか。

その答えはもちろんありませんが、僕の理想が徐々に具体化されて見えてきそうです。

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