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Webサイト分析 vol.7 「名古屋パルコ」

今回分析したのは「名古屋パルコ」さんの2022春の特設サイトです。

春らしい爽やかで明るい色と『春⚪︎(ル)コ』という独特な「パルコ」の文字が並んだFVが目を惹きました。

ターゲット

・このページは、名古屋パルコのWebサイトから飛んでくることができる
→この春パルコで何があるのか(何が買えるのか、どんな店があるのか)知りたい人向け
・明るい配色→若者向け

サイトのねらい

・どんな店が出店している・出店するのかを知ってもらう
・2022年春のパルコのコンセプトを知ってもらう
(詳細なショップリストは別にサイトがあるよう)

サイトから受ける印象

・春らしさ
・明るい
・おしゃれ
・前衛的
・ポップ

使用フォント

游ゴシック
ヒラギノ角ゴ Pro W3
メイリオ

使用カラー

・背景色 #fff
・文字色 #000

・FV背景シェイプ #3cbbe8(青), #ebeb4e(黄), #55c703(黄緑), #1fcb47(緑)

◯スクロールしていくごとに色の系統が変化する
①サイトの上の方→明度・彩度ともに高めの色
②①の下→明度高め・彩度少し低めの色
③②の下→②よりは明度低め・彩度同じくらいの色
④③の下→明度・彩度高く蛍光色のような色
⑤④の下→彩度高め・③より明度低めの色
⑥⑤の下→くすんだ色
⇨掲載ブランドのイメージに合わせているのかもしれないと思った。また、変化をつけることで視覚的に楽しい。

余白の取り方

背景のシェイプがあるので白い部分がそれほど多くは見えないようになっている。でも、詰まり過ぎているとは感じない。

文字の組み方

・コンテンツタイトルは小さい字(18px)
・ブランド名は大きい字(ロゴがあるので画像で表示されている)
・<body>のletter-spacingは0.06em。
・本文の文字サイズは15px、line-heightは2.13と広め。
・ファッションブランドの説明→ゴシック体
 フレグランス系・コスメ系・カフェ・ペット屋の説明→明朝体

文字が小さいので写真より目に留まりにくい(写真を見せるのが目的と思われる)が、文字間と行間が広く空いていておしゃれさと少しの落ち着きを感じる。
コンテンツでフォントを変えており、与える印象を変えたいことがわかる。

写真の質感

・明るい
・ビビッド
・はっきりくっきり

TOPページの構成

FV

MESSAGE

BRAND LIST

MAP&INFORMATION

MODELS

機能的な特長

・INDEX(つまりはメニュー)が左に追従してくるようになっている。クリックすると開かれ、本の目次のようにインデントをつけてページ内のコンテンツが書かれている。
・SNSリンクがヘッダーとフッターにそれぞれついている。
・このサイトでモデルをしている人たちのプロフィールがサイト下部に載せられており、それぞれインスタアカウントに飛べるようになっている。

視線の流れ

左右に振れながら、写真を目で追っていくことになる。写真が大きく、背景のシェイプもカラフルで目立つので自然とそちらに目が惹きつけられる。

良いと思ったところ

さまざまなシェイプと色が使用されていて、パルコの尖ったおしゃれさが出ているなと思った。
写真の切り取りもいろんな形になっていてポップさを感じる。カフェのところは流体シェイプだったり豆のような形をしたりしている。
写真とシェイプをうまく組み合わせており、それもまたおしゃれさを感じるポイントだと思う。

さまざまなブランドの紹介をしているのでそれぞれに写真の色味や明るさ・服そのものの色味があるが、それらブランドの色と背景のシェイプの色のビビッドさやくすんだ落ち着きなどがマッチしているように感じる(そのブランドを詳しく知っているわけでは無いのであくまで写真のイメージ)。

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