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【#13】読書

小説を買った。

中学生の頃、毎日朝10分読書の時間があった。読書用の本を持ってくるように言われ、小説を読み始めた。たまに読書用の本を忘れて英語の単語帳をその時間に読んでいる友達がいたけど、あれはズルかったなあ。とにかく小説をたくさん読むようになった。次第に通学中にも読むようになり、本がたくさん欲しくなった。その頃友達はiPodやウォークマンを持ち始めていたけど、俺は小説。携帯も持っていなかったと思う。本が欲しいと親に言うとすぐ図書カードをくれた。お小遣いはなかなか貰えなかったけど、本はたくさん買えた。部活のない日は本屋に通うようになった。本屋が好きになった。

最近また小説を読もうと思って、昔読んで面白かった小説を思い出しては、本屋で買ったり、実家から持ち出したりしている。今読もうとしているのは島田雅彦の『自由死刑』、柳広司の『ジョーカーゲーム』、東野圭吾の『名探偵の掟』。

ゆっくり読もう。

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