ご注意!突然のカエル映画
2024年4月19日
今年もまたこの季節がやってきた。
田畑に囲まれたわが家には新緑を揺らす風がそよぐ。ツバメが盛んに往来し、見えないほど高いところでヒバリがさえずる。
ってな悠長なことを言ってられない。ヤツが来る。ヤツらがやって来る。
私はカエルが苦手です
なせ嫌いなのか、どこがどう苦手なのかを考えるのも嫌。ザックリいうとあのフォルムと質感が苦手。庭先にやってくる小さなアマガエルもダメ。大きいのはもっとダメ。あーもうカエルのことは考えたくないっ!
ご注意!カエルが登場する映画(一部ネタバレありです)
ど根性ガエルのぴょん吉とかケロロ軍曹のように、アニメやキャラクターになっているのは大丈夫。
が、映画の中には、そんな可愛らしくデフォルメしたカエルじゃなく、リアルカエルが登場するものがあります。それも突然に。主役でもないくせに。
『マグノリア』(1999年)
まずはコレ。ポール・トーマス・アンダーソンの傑作群像劇。
トム・クルーズのパンイチにウハウハしている場合じゃない。
終盤にトンデモナイ量のカエルが降ってきます。しかもデカい。
降ってくる音もスゴイ。しかもそのシーンが結構長い。
薄目で(後述します)やり過ごし「ようやく終わったか」と目を開けたら大量のカエルの死骸がー。カエルが苦手な人にはかなりキツイシーンです。
ですが、この映画、ホントに面白いのでお勧めです。覚悟して、どうぞ。
『コンプリート・アンノウン~私の知らない彼女~』(2016年)
15年ぶりに再会した彼女(レイチェル・ワイズ演)が様々な生き方をしている、というちょっと謎めいたヤツで、その一つがカエルの研究家。
でます。大量のカエルが。
映画自体も微妙なデキで……。
『ザ・ライト エクソシストの真実』(2011年)
ホラーシーンはそれほどでもないこの映画。
信仰とどう関係があるのかわかりませんが、悪魔の存在がどうのこうのという流れ(ザックリ説明、スイマセン)でカエルが大量に出てきます。
あの名作にも
アメリカの小学校ではカエルの解剖は定番なんスかね?
『E.T.』(1982年)では序盤に学校の教室がカエルまみれでパニックになるシーンが。こっちがパニックじゃ!
1978年を舞台にした『ブラック・フォン』(2021年)にもそんなシーンが。
怖い怖い。
突然のカエル出現をどう乗り切るか
個人的には「暴力」や「性描写」よりも警告しておいてほしい「カエル」
ま、現在の、おそらく将来的にも「カエル」がレイティングシステムに加わることはないと思うので、突然のカエル襲来には対策を。
キタ、出た!と思ったら速やかに薄目に。
が、洋画字幕派としては字幕を読まねばならん。字幕の部分だけが見えるように手で覆って視野を調整します。ギャーとかワーとかわめき声だけだったら字幕を見る必要もないでしょう。前述の『マグノリア』はそれです。あの状況で誰も重要なことは語らん。
この記事を書く関係上、ネットで「映画 カエル」を調べたので見たくもないカエルをたくさん見てしました。今日はこのへんで。
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