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ラグジュアリーブランドで働く。

世の中には、夢を売る商売がたくさんある。
ラグジュアリーブランドもその一つ。

世界観を愛し、そのブランドだから買いたい、接客の美しさに惹かれて購入したいと働いていた私も思う。

今回は働いてきた経験をもとに実態に焦点を合わせてお話しします。

前職は某ラグジュアリーブランドでご縁がありお世話になりました。
個人的な意見ですが、入る前は外資系ということもありものすごく怖いイメージが当時はありました。
ですが、蓋を開けると何ら変わりのない人たちで、日常を愛し、困っている人がいると迷わず助ける人たちでいっぱいで心温かい人たちでした。

やりがいにもつながるポイントなのですが外資系のブランドであったため、やることの多さが尋常じゃない程ありました。
個人の予算、お店の予算、顧客様の継続、開拓、お店の管理、日々の売り上げ最大化。
など、業務は端折ってもこのあたりは常に念頭に置いて仕事をしなければなりませんでした。

内訳としては1日700万売れる店舗であれば、7人体制で一人100万マスト。
客単価が10万くらいだとすると、1日10人に購入して頂かないといけない。
接客した10人が10人とも購入することはないので、約20名ほどに接客してようやく予算達成する。

また、どこの店舗で働くかも一番重要になってくる。
関西でいくと、大阪、京都。
関東は渋谷、銀座、表参道などが比較的売上規模も大きい。

このような実態は働かないとわからない。
ネットにのらない情報であるためわからないまま入社する人が大半だと思う。
一昔前にはいじめ、売上泥棒、職権濫用などが横行していたと言われている。

だからこそ怖いイメージがありました。
ですが、本当に心優しい方ばかりでなにもわからない私にとって救いでたまりませんでした。
前職の店舗でなければ長くは続かなかったと思っております。

これから働く人、将来働いてみたいと思っている方へ、本当に店舗次第と言われるほど内容の良さに格差があります。
店舗の下調べは必ず行って、面接官には行きたい店舗をお伝えすべきだと思います。
ブランドの良さは心の冷たさからはなにも見えてきません。

あと、ラグジュアリーの良さは数字が取れる、給料がいいだけではありません。
働いている人たちがラグジュアリーブランドで働く良さは?と質問されると声揃えてみなさんこう言います。
顧客様を作れることです。
ここはぜひ働いてみて実感してください。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

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