明るく楽しい人であれば、きっと輪から外れて孤立することもないだろうと
入社当時に単純でお調子者で元気なキャラを演じていました。
もともとすぐカッとテンションがあがったり、熱くなったり、感情的になってしまう性格があり、
そこも手伝って、ただバカで子供っぽい問題児が誕生しただけでした。
毎日毎日帰りは心が沈んで、自己嫌悪が襲ってきて、ベッドの上でじっと身を小さくすることも多い日々です。

そんな私がまたやらかしました。

同僚に送った面白く冷やかした内容のメールが対象者とほかの人の目に触れることになってしまいました。
会議中だったため、皆が注目している画面にメールの冒頭が映し出されたのです。
私にとって悪口に値しないことでも、それを決めるのは本人であるし、このことをきっかけに私を嫌いになるのも周りの自由です。
自分の無神経さと振る舞いで、人を傷つけ、また周りに不快な思いをさせ、そして自分の首を絞めることになってしまいました。
私はこんな面白いことを言えるんだ、と、メールの送り先の同僚に思ってほしくて、対象の同僚を利用したに過ぎません。
しかもそのメールを送った時は全くこのようなことを想像しておらず、ただこれで自分は面白いやつだと思われる！社内のグループに入れる！という希望しかありませんでした。
そんなメールを送られた方も、利用された方も、巻き込まれた周りの人にも嫌われる結果になりました。

私は何度もこのようなことを繰り返しています。
過去の失敗を忘れているわけではないのに、その時にすっかり頭に中から消えているんです。気分がわっと向上し、すべて過去の事が霧散してしまいます。
過去の事を重要な事ととらえてないからではないか、と思われるかもしれないけど、ご飯が食べれなくなり、寝れなくなり、呼吸が苦しくなり、心臓が早鐘を打って、手が震えてきて…
しばらく人に会えなくなり、連絡も取れなくなり、泣きながら、ただずっと座って過ごして…
部屋もちらかり、お風呂にも入れなくなってしまいます。
もう二度とこんな苦しい思いはしたくない、変わらなければと強く思うのです。何かある度、血を吐きそうなほど強く思うのです。

でも変われないんです。また浅はかに人を傷つけてしまうんです。

私が勤めている会社は、とても噂話が大好きです。
口が固い社員はまずいないし、飲み会の時は人の悪口や噂が酒の肴です。
役員が機密をベラベラ喋るし、管理職が相談されたことを言いふらすし、非管理職がそれを飲み会の席で面白おかしく広げます。
全員が全員誰かの失敗で笑う会社です。
今ホットな私は社内一の嫌われ者と笑い者の座にいて、じっとしています。

対象者には謝罪しました。けど、それだけじゃ終わらないんです。これから周りの視線に耐える日々の始まりです。

でも自分の浅はかな行動のせいなので、耐えなければならないんですよね。
自分が悪いし、自分がこの環境を生み出してしまったのもわかっています。
けれど、自分勝手な私が傷つきたくないとおびえています。
まったくのクズです。

変わりたい
変われない

もう、恥を晒しながら、ネガティブな感情を向けられながら、笑われながら、生きていきたくない

けど消える勇気もない

会社に行きたくないです。私を知っている全ての人の記憶から消えたいです。怖い。会社に行くのが怖い。そして自分が嫌いです。