2023年11月期第2四半期決算を発表しました

note IR（5243）

2023年7月14日 19:15

こんにちは、noteでIRを担当している三浦です。
本日2023年11月期第2四半期決算を発表しましたので、概要についてお知らせいたします。

2023年11月期第2四半期決算の概要

第2四半期決算は、売上成長に加え人件費の抑制をはじめとするコストマネジメント強化を進めたことにより、営業利益が▲88百万円となり、第1四半期の▲221百万円から赤字幅が大幅に縮小しました。

売上は第1四半期から堅調に成長し、売上高は2Q累計1,347百万円（前年同期比+17.9%）、売上総利益は2Q累計1,243百万円（前年同期比+21.6%）となっています。

noteの四半期GMVは主に購読者数の増加を背景に3,318百万円（前年同期比＋18.1％）に拡大、note proのARRは前年同期比+36.5％増加し416百万円となるなど、note事業・note pro事業をはじめ各事業も順調に推移しています。

2023年11月期通期業績予想

上期の業績は順調に進捗しているため、通期業績予想に変更はありません。コストマネジメント強化の効果により、各利益指標は高い進捗で推移しています。

下期も引き続き売り上げ成長とコストマネジメント強化に取り組み、早期の黒字化を目指して参ります。

今後の成長戦略

当社は下図のとおり、CREATION、DISTRIBUTION、FINANCEをバランスよく伸ばすことがnoteが提供する価値を最大化するために重要であると考えています。このフレームワークに沿って、各項目を伸ばすため具体的な施策に注力しています。

主にCREATION（いい作品を生み出す）につながる取り組みとしては、AIアシスタント（β）の導入などエディタ機能の開発・強化や、創作大賞など企画運営、クリエイターエコノミー協会主催の「誹謗中傷対策検討会」に参画するなど創作しやすい環境づくりのための活動などに取り組んでいます。

続いてDISTRIBUTION（広く人々に届ける）とFINANCE（収益化する）につながる施策として、アプリの機能強化・ポイント制の導入に取り組んでいます。

現在、noteはアプリからの課金ができない状態になっており、これによりアプリの機能強化に取り組みづらい状況となっていました。
今後、アプリの機能強化とポイント制の導入を行うことで、アプリからよりたくさんのコンテンツを楽しみ、購入できるようにしていきたいと考えています。

これにより、これまで以上に記事が読まれたり買われたりする機会が増えると期待できるほか、ポイントを活用した新たなキャンペーンなどの施策も導入しやすくなる、note内でのユーザーの回遊が強化されることで外部プラットフォームに影響されにくくなり、クリエイターが安定的に売上を上げやすくなる、といった効果も期待しています。