エレコム製USB to シリアルケーブル UC-SGT をWindows 11 で使う
USB to シリアルケーブル「UC-SGT」
購入したは良いけど、Windows10になって使えなくなった変換ケーブル。
Windows 10 以降に対応したものを買うとなると、割といい値段がする。
USBtoSerial変換ケーブル「UC-SGT1」
後継機には何故か型番に1がついた。Sonyで言うとPlayStation の後にPlay Station 1 が出たようなものだろうか。one は出たけど。
これで税込み4,400円だが、需要が少ないのか高くて買いたくない。
Windows10で使う作業
UC-SGTをWindows10で使えるようにしたい。そう思いググった。
普通に使い方が出てきた。
山月様のブログ「竹北の日々」
変換基板上にEEPROMがあり、そこにIDが書き込まれているらしい。
IDを書き換えてしまえば、Windows11でも使用できるのだとか。
たまたまWindows XP のPCを持っていたので、試してみる。
EEPROMの書換え
Windows XPにUC-SGTを接続し、ドライバーをインストール。
デバイスマネージャーから正常に認識されているのを確認する。
次に、PL-2303X EEPROM Writerを起動してRead EEPROM ボタンを押す。
デバイスマネージャーで確認したのと同じVID、PIDが表示された
VIDを0x678、PIDを2303に変更し、Write EEPROMを押す。
これで、LP2303のチップのドライバーが使えるようになるはず。
しかし、Prolific Technology社のサポートはすでに終了となっていた。
ドライバーもダウンロード出来ないように見える。
HIRO様のブログ情報
HIRO様のブログにドライバーのダウンロードサイトが記載されていた。
ただ、コメント欄を見ると転送が遅く、エラーになることがあるらしい。
バッファローのドライバーをインストールしてみる。
サポートがWindows XPやMEとなっていたので不安だったが、正常にインストールされて適用されたようだ。
US-SGTは正しく認識されたのだが、COM1とCOM3がすでに用意されているた。もしかして、変換ケーブル要らなかったのか?
COM1は、マザーボードのピンヘッダのコネクタだった。
COM3は、今回、UC-SGTを使って制御したいと思っていたデバイス。
ということは、変換ケーブル使わなくてもよかったのか。
あと、オンボードからもCOM信号を直接引き出せたのか。
ひとまず、これで UC-SGT がWindows 11でも使えるようになった。
当分、使うことはなさそうだけど。
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